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南野拓実、古巣相手のプレーに英紙高評価。「いよいよ真価発揮が期待される」

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
【写真:Getty Images】

 リバプールは現地時間25日に行われた練習試合でオーストリアのレッドブル・ザルツブルクと対戦し、2-2で引き分けた。後半から出場したリバプールの南野拓実は、今後に期待できるパフォーマンスを見せたと英国メディアに高く評価されている。

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 試合は前半にザルツブルクがFWパトソン・ダカの2得点でリードを奪い、南野は0-2で迎えた後半開始から交代出場。後半にはリバプールの若手FWリアン・ブリュースターが2点を奪って2-2のドローに持ち込んだ。なおザルツブルクのMF奥川雅也は82分からの交代で出場している。

 地元紙『リバプール・エコー』では、「(サディオ・)マネに与えられたチャンスではファーストタッチを失敗したが、ブリュースターの得点の組み立てに絡んだ。馴染んでいるようだ」と南野について寸評を記した。2得点のブリュースターとともに「活発だった」とも評し、今後に向けて「今季は期待を結果に変えたいところ」だと述べている。

 ユルゲン・クロップ監督も、チームの1点目に繋がったジェームズ・ミルナーとのワンツーを称賛。「素晴らしい2ゴールを挙げることができた。1点目はタキ(南野)とミリー(ミルナー)が見事なお膳立てをしてくれた」と試合後にコメントしている。

 英紙『ミラー』では、この試合から得られた5つの収穫や課題のひとつとして「南野が良くなっている」点を挙げた。「リバプールにとってポジティブだったことのひとつは、後半から出てきて古巣と戦った南野拓実のもたらしたインパクトだ」と述べている。

 南野は「華麗なフットワークや度重なる良いタッチを見せた」と評価。前回のシュトゥットガルト戦でも「印象的なパフォーマンス」を見せていたと振り返り、「近い将来、いよいよアンフィールドで真価を発揮できることが期待される」と今後への見通しを示している。新シーズンの最初の公式戦となる29日のアーセナル戦(コミュニティー・シールド)に向けても、「クロップが彼の起用を考えているのかどうか興味深い」と記した。

【了】

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