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ユベントス、昨年エバートン移籍の20歳FWが復帰間近と報道。ラムジーとトレードも?

text by 編集部 photo by Getty Images

モイーズ・キーン
【写真:Getty Images】

 ユベントスは、昨年夏にエバートンへ移籍したイタリア代表FWモイーズ・キーンを再び獲得する可能性が高くなっているようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が29日に伝えた。

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 現在20歳のキーンはユベントスの下部組織で育ち、2016年に16歳でトップチームにデビュー。昨年夏に2750万ユーロ(約34億5000万円)とされる移籍金でエバートンへ完全移籍し、5年契約を交わした。

 だが伊紙によればキーンはユベントスへの復帰が「あと一歩」に迫っている状況だという。退団が見込まれるゴンサロ・イグアインに代わる新たな大物センターフォワードを探しつつ、そのバックアップを務める存在としてキーンの再獲得が「近日中」に決定する見通しだと伝えられている。チャンピオンズリーグの登録メンバー内で「クラブ内育成選手」の枠に含められることも利点になると見込まれている。

 移籍の形式は確定していないようが、2年間のレンタルに買い取り義務を設定する形、あるいは他選手とのトレードの形となる可能性も想定されている。その場合、エバートンへ移籍する選手として可能性が高いと予想されているのはウェールズ代表MFアーロン・ラムジーだ。

 昨年アーセナルからユベントスへ移籍したラムジーだが、セリエAでの先発出場は11試合にとどまるなど十分な活躍は見せられず。700万ユーロ(約8億8000万円)という高額の年俸はエバートンにとって障害となる可能性もあるが、カルロ・アンチェロッティ監督は同選手のことを非常に気に入っているとされている。

【了】

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