イタリア・セリエAのラツィオは31日、同クラブに所属するイタリア代表FWチーロ・インモービレとの契約延長が完了したことを発表した。

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　新たな契約は2025年までの5年間。2023年までとなっていた以前の契約から2年間延長された。現在30歳のインモービレは、契約満了時には35歳となる。

　伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによれば、新たな契約により年俸も引き上げられたようだ。これまでのボーナス込み350万ユーロ（約4億4000万円）から、400万ユーロ（約5億円）＋ボーナスに増額されたと伝えられている。

　2019/20シーズンのセリエAではインモービレは36得点を挙げ、ユベントスのクリスティアーノ・ロナウドを抑えて自身3度目の得点王を獲得。ゴンサロ・イグアインが保持していたセリエAの年間最多得点記録に並ぶとともに、バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レバンドフスキを抑えて“欧州得点王”のゴールデンシューも受賞することになった。

　2016年の加入から4年間で公式戦合計125得点を挙げており、通算得点数はすでにラツィオ歴代3位。2位のジュゼッペ・シニョーリ氏とはわずか2点差であり、24点差で1位のシルビオ・ピオラ氏を上回ることも早ければ来季中に可能かもしれない。

【了】