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大注目の一戦! ビジャレアルの久保建英とウエスカの岡崎慎司は共に先発か。海外メディアが予想

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英と岡崎慎司
【写真:Getty Images】

 2020/21シーズンのリーガエスパニョーラ開幕戦、ビジャレアル対ウエスカの試合が現地時間13日に行われる。両クラブに日本人選手が所属しているとあって、多くの注目を集めている。複数の海外メディアが、ビジャレアル所属の久保建英とウエスカ所属の岡崎慎司を共に先発予想した。

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 2019年8月に1年間の期限付きでレアル・マドリードからマジョルカへ移籍した久保。2019/20シーズンは公式戦36試合に出場し4得点5アシストを記録している。シーズン終了後にマドリーへ復帰すると、多数のクラブからオファーを受ける中でビジャレアルへレンタル移籍することが決まった。2020/21シーズンに向けたプレシーズンマッチでは、トップ下や右サイド、左サイドなど複数のポジションで起用されている。

 反対に岡崎は、2019/20シーズンのセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)でリーグ戦37試合に出場し12得点を記録。ウエスカの1部昇格に大きく貢献していた。プレシーズンマッチでは4試合で2得点を決めており、好調をキープしている。

 英メディア『スポーツモード』はビジャレアル対ウエスカのマッチプレビューを掲載。まず、今夏の移籍市場を総括し「アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサとサンティ・カソルラの退団は大きな痛手だが、ビジャレアルがフランシス・コクラン、ダニエル・パレホ、久保をイエローサブマリン(ビジャレアルの愛称)に迎え入れたことは喜ばしいことだ」と、ビジャレアルに関してコメントしている。

 一方でウエスカに関しては「彼らのチームのかなりの部分は、元ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズの9番ラファ・ミルを含め、レンタル選手で構成されている。主な責任は、昨季12ゴールを記録した元レスター・シティの男、経験豊富な岡崎の肩にかかってくるだろう」と、評価している。

 ビジャレアルにおいては、アルベルト・モレノが左ヒザ前十字じん帯断裂を治すための手術を行なったことで、最低6ヶ月の長期離脱が見込まれている。そのため、同メディアは左サイドバックのポジションにアルフォンソ・ペドラサが先発起用されると予想。中盤にはコクラン、パレホ、久保、サムエル・チュクウェゼが入り、2トップにジェラール・モレノとパコ・アルカセルが並ぶ形を想定。ウエスカにおいては、ミケル・リコやペドロ・モスケラ、ラファ・ミルの他、岡崎のスタメン出場を予想している。

 また、英メディア『sportskeeda』は、ビジャレアルについて「シーズン終了後、ビジャレアルはバレンシア崩壊の恩恵を受けて、影響力のあるMFパレホを無料で、コクランをわずか650万ユーロで獲得した。レアル・マドリードからは久保をレンタルで追加し、ビジャレアルに創造的なスパークが加わった」とコメント。こちらの海外メディアも、ビジャレアルの久保とウエスカの岡崎を共に先発予想している。果たして、開幕戦勝利を飾るのはどちらのチームになるのだろうか。

【了】

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