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メッシ、ワールドカップ予選に向けアルゼンチン代表に招集。隔離は特例で不要に

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
【写真:Getty Images】

 バルセロナに所属するFWリオネル・メッシは、カタールワールドカップ南米予選を戦うアルゼンチン代表に招集された。スペイン帰国後に自己隔離を行う必要はなくなったと報じられている。

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 当初は今年3月からの開始が予定されていたワールドカップ南米予選だが、新型コロナウイルスの影響により日程が大幅に変更。9月に予定されていた試合も延期され、10月からようやく開始されることになった。

 だが、他国クラブに所属する選手が代表チームに招集された場合、感染防止のため移動後に一定の自己隔離措置が必要となることが懸念されていた。メッシの場合であれば、南米予選を終えてスペインへ戻ったあとに14日間の自己隔離を行えば、10月25日に予定されるレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”にも出場することができなくなる。

 特に注目が集まっていたのはメッシだが、状況は他の選手たちも同様。同じバルセロナのブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョなども含めて、南米各国の代表チームの主力選手は大半が欧州のクラブに所属している。だが、この不安は解消されたようだ。

 アルゼンチン紙『ナシオン』などが伝えたところによれば、国際サッカー連盟(FIFA)は各国政府との間で特例措置の合意に達し、代表選手たちの自己隔離期間が不要となることが決まったという。FIFAから南米サッカー連盟(CONMEBOL)にその旨が通達されたようだ。

 メッシは昨年夏に行われたコパ・アメリカ2019(南米選手権)3位決定戦のチリ戦で退場処分を受け、本来であればワールドカップ予選の初戦に出場停止となっていた。だが延期により1年以上が経過したことで処分は解除され、10月8日のエクアドル戦に出場することも可能になったと報じられている。

【了】

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