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19歳MFアペルカンプ真大、ドイツ2部で今節デビューも。「秘密兵器」と独紙期待

text by 編集部 photo by Getty Images

アペルカンプ真大
【写真:Getty Images】

 ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属するMFアペルカンプ真大は、今週末の試合でトップチームデビューを飾る可能性があるかもしれない。独紙『ビルト』が伝えている。

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 ドイツと日本のハーフでありU-18日本代表でもプレー経験のあるアペルカンプ真大は、デュッセルドルフの下部組織で活躍を見せ昨年9月にプロ契約。昨季はブンデスリーガ1部で戦っていたトップチームでベンチに入ったこともあったが、デビューは果たしていない。

 だが、26日に行われるブンデスリーガ2部第2節のヴュルツブルガー・キッカーズ戦でそのチャンスが訪れるかもしれない。独紙はアペルカンプとガーナ人FWケルビン・オフォリの2人の19歳に注目し、「ウーヴェ・レスラー(監督)の秘密兵器」だとしている。

 オフォリはすでにトップチームにデビューしているが、レスラー監督は本来であれば12日に行われたDFBポカール(ドイツ杯)1回戦の試合でアペルカンプも起用する考えだったようだ。「シンタは練習で大きく前進してきた。負傷していなければインゴルシュタット戦で先発していたはずだった。私は彼に非常に満足している」と指揮官はコメントしている。

 ヴュルツブルガー戦では「レスラーが思い切って彼を先発起用する可能性もある」と『ビルト』は予想。「セットプレーも得意でチャンスを生み出してくれるような創造性のあるMFがもう一人欲しいとずっと言い続けてきた。シンタはそういう選手の一人だ」と監督は期待の言葉を述べている。

 アペルカンプ自身もデビューに向けて意気込みを示した。「今季は本格的にスタートしたい。学校も終えて、これからサッカーだけに集中できる。(セカンドチームで)レギオナルリーガでプレーすることが目標じゃない。トップチームでプレーしたい、そのために全力を尽くす」とコメントしている。

【了】

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