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武藤嘉紀がスペインデビュー。乾貴士は先発で見せ場作るも…エイバルは開幕から3試合勝利なし

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤嘉紀と乾貴士
【写真:Getty Images】

【エイバル 1-2 アスレティック・ビルバオ リーガ・エスパニョーラ第3節】

 リーガ・エスパニョーラ第3節、エイバル対アスレティック・ビルバオが現地時間27日に行われた。ホームのエイバルが1-2の敗戦を喫した。

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 同じバスク州に本拠地を置くもの同士の対戦であるバスクダービー。エイバルがホームにビルバオを迎え撃つ。今夏エイバルにレンタルで加入したFW武藤嘉紀は2試合連続のベンチスタートとなり、終盤に途中出場。スペインデビューを果たした。MF乾貴士はスタメン出場。決定機を作るなど積極的な姿勢を見せるも、84分に途中交代となった。

 16分、エイバルが最初のシュートを放つ。左サイドを抜け出した乾が中央へグラウンダーのクロスを供給。ファーサイドでガルシアが合わせるが、ボールはクロスバーの上を超えた。

 しばらく膠着状態が続いたが、ビルバオが均衡を破る。40分、左サイドを抜け出したウィリアムズが、深い位置で相手を引きつけてマイナスのパスを供給。中央に走り込んできたロペスがゴールに突き刺した。

 後半開始早々、エイバルが同点に追いつく。レオンの右CKをガルシアがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。

 68分、ビルバオがチャンスを迎える。途中出場のビジャリブレが左サイドを抜け出し、中央にグラウンダーのクロスを供給。ウィリアムズがダイレクトで合わせゴールネットを揺らした。しかし、VARの介入により、ビジャリブレのオフサイドの判定。ゴールは取り消された。

 87分、カパのマイナスのボールをダイレクトでロペスが合わせ、ゴールネットを揺らす。ビルバオが終盤に勝ち越しに成功した。その直後に武藤が投入され、エイバルでのスペインデビューとなった。終盤からの出場となった武藤は、あまりボールを触ることができなかった。

 結局試合はこのまま終了。エイバルは1-2の敗戦を喫し、開幕から3試合勝利なしとなっている。

【得点者】
40分 0-1 ロペス(アスレティック・ビルバオ)
48分 1-1 ガルシア(エイバル)
87分 1-2 ロペス(アスレティック・ビルバオ)

【了】

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