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ミランのブラジル代表MFがリヨン移籍確実と報道。1年半前の加入から約半額に

text by 編集部 photo by Getty Images

ルーカス・パケタ
【写真:Getty Images】

 ミランのブラジル代表MFルーカス・パケタは、リヨンへ移籍することがほぼ確実となったようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』、仏紙『レキップ』などが伝えている。

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 リヨンは買い取りオプション付きレンタルの形での獲得を望んでいたようだが、ミラン側はこれに応じず。最終的には完全移籍または買い取り義務付きレンタルの形での移籍が両クラブ間で合意したとみられている。30日にはリヨンを訪れ、メディカルチェックを受けることになるようだ。

『レキップ』によれば移籍金は2100万ユーロ(約26億円)前後。『ガゼッタ』は2000万ユーロ(約24億7000万円)に加えて、リヨンから他クラブへ移籍する際の移籍金の一定パーセンテージをミランが受け取る形だとしている。

 パケタが2019年1月にフラメンゴからミランに移籍した際に支払われたとされる金額は3840万ユーロ(約47億5000万円)だった。金額的には、ミランは1年半あまりで大きなマイナスを出したことになる。

 パケタはミランでの最初の半年に公式戦17試合、昨季1年間に27試合に出場したが、安定した出場機会は得られず。今季はセリエA開幕から2試合でベンチに入ったが出場していない。

 パケタの売却により、ミランはサンテティエンヌのDFウェスレイ・フォファナ、フィオレンティーナのDFニコラ・ミレンコビッチ、同MFフェデリコ・キエーザなどの獲得に動くとも予想されている。一方英メディアでは、パケタのリヨン加入がMFフセム・アワールのアーセナル移籍への後押しになる可能性があるとも期待されている。

【了】

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