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アーセナル、念願のアトレティコMF獲得を発表! アルテタ監督も期待「多くの経験をもたらしてくれるだろう」

text by 編集部 photo by Getty Images

トーマス・パーテイ
【写真:Getty Images】

 アーセナルが5日、アトレティコ・マドリードに所属する27歳のガーナ代表MFトーマス・パーテイを完全移籍で獲得したと発表。

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 クラブの発表では長期契約とだけ伝えられており、英メディア『BBC』によれば移籍金は4500万ポンド(約61億8000万円)になった模様だ。アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督はパーテイについて「トーマスのことをしばらく見てきた。このような高いクオリティを持った選手をチームに加えることが出来て嬉しい。彼はダイナミックなミッドフィルダーであり、素晴らしいエネルギーを持っている。リーガやチャンピオンズリーグで数年間にわたり、高いレベルで競い合ってきた。そのため、彼は多くの経験をもたらしてくれるだろう」と、語っている。

 パーテイはアトレティコの下部組織で育った後にマジョルカやアルメリアに期限付き移籍し、2015年7月にアトレティコへ復帰した。それ以降は主力として活躍しており、昨季は公式戦46試合に出場し4得点1アシストを記録している。今季は公式戦3試合でプレーしていた。長きにわたって交渉を続けてきたが、ようやくアーセナルは念願の選手を獲得することに成功している。

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なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

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【了】

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