フットボールチャンネル

アーセナルからアトレティコ移籍のウルグアイ代表MFは買取OPなし。代理人が明言

text by 編集部 photo by Getty Images

ルーカス・トレイラ
【写真:Getty Images】

 アーセナルからアトレティコ・マドリードへ期限付き移籍した24歳のウルグアイ代表MFルーカス・トレイラに関して、同選手の代理人がレンタル契約の中に買い取りオプションが含まれていないことを明かした。7日にスペイン紙『アス』がウルグアイのラジオ局『Sport890』の情報をもとに報じている。

【今シーズンのアーセナルはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 アトレティコが5日、トレイラの獲得を発表。その際、同紙は2000万ユーロ(約24億9000万円)の買い取りオプションも付いていると伝えていた。しかし今回、同紙はトレイラの代理人を務めるパブロ・ベンタンクール氏が「買い取りオプションなしで1年間貸し出されたため、価格は定義されていない」と語ったことを理由に「したがって、レンタル期間が終了したときに、すでに合意されたと考えられていた金額で同選手を確実に確保できる可能性が否定された」と伝えている。つまり、トレイラは買い取りオプションなしのレンタル契約となっているようだ。

 2018年7月にサンプドリアからアーセナルへ移籍したトレイラ。加入初年度は公式戦50試合に出場し2得点5アシストの活躍を見せている。2019/20シーズンは公式戦39試合で2得点1アシストを記録していたが、怪我の影響もありプレー時間が減少していた。新天地となるアトレティコでは、どのような活躍を見せるのだろうか。

【フットボール批評がついにアーセナルを大特集! 日本一硬派なサッカー専門誌がすべてのグーナーに贈るバイブルの詳細は↓↓↓をクリック!】

20200826_kanzen_kanzen

『フットボール批評issue29』


定価:本体1500円+税

≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

詳細はこちらから

【了】

scroll top