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ブラジル代表DFが過密日程に苦言。負傷者続出に懸念も「僕たちは機械ではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

チアゴ・シウバ
【写真:Getty Images】

 ブラジル代表に招集された36歳のDFチアゴ・シウバが記者会見に臨み、過密日程に対する苦言を呈した。10日に仏紙『ソー・フット』が報じている。

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 新型コロナウイルスによって試合のスケジュールが圧縮され、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)、代表戦などの日程が過密な状況となっている。それによって負傷するリスクは増大しており、多くの怪我人が発生しているクラブもある。

 このような状況に対してシウバは「僕たちは絶えず自分自身を改善していかなければならない。僕の身の回りでは新型コロナウイルスに感染した選手や、沢山の試合をプレーして怪我したことで多くの選手を失っている。僕たちは機械ではない。最近の調査によると、3日毎に4つ、5つの試合をプレーすれば怪我する可能性が高くなることが示されている。それは僕たちにとって非常に心配だ。今はもっと注意深くなっている」と語り、過密日程が続く現状に苦言を呈した。

 なお、ブラジル代表は現地時間13日にカタールワールドカップ南米予選のベネズエラ戦、現地時間17日にカタールワールドカップ南米予選のウルグアイ戦を行う予定となっている。そして、代表ウィーク明けの現地時間21日にはチェルシーのニューカッスル戦が組まれており、選手は続け様に試合でプレーすることになる。

【了】

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