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武藤嘉紀はスペインで「悪夢のスタート」とニューカッスル地元紙。売却に悲観的見通し

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤嘉紀
【写真:Getty Images】

 ニューカッスルからのレンタルで今季スペインのエイバルに加入したFW武藤嘉紀について、ニューカッスル地元紙『イブニング・クロニクル』は「悪夢のようなスタートを切った」と酷評している。

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 ニューカッスルで出場機会を得られなくなっていた武藤は今年9月にレンタルでエイバルに加入。MF乾貴士とチームメートとしてプレーすることになり、これまでリーガエスパニョーラで6試合に出場している。

 プレミアリーグで年間を通して8試合、合計200分あまりのプレー時間にとどまった昨季に比べれば出場機会は増加している。だがニューカッスル地元紙は「まだ初ゴールがなく、新クラブでも(先発から)落とされた」「ラ・リーガへのレンタルは悪夢のようなスタート」と冷ややかな目を向けている。

 エイバルでは交代出場でデビューしたあと先発起用され始めた武藤だが、最近3試合は先発落ち。6試合の出場でまだ得点はなく、エイバルの得点力不足の解消に直接的に貢献することはできていない。

 ニューカッスルは2018年夏に950万ポンド(約13億3000万円)とされる移籍金でマインツから武藤を獲得したが、「クラブにとって悲惨な取引になった」と『クロニクル』紙。このままエイバルでも調子が上がらなければニューカッスルが移籍金を回収することは難しくなり、レンタルを終えて武藤が復帰したとすれば「また給料を支払うことを強いられる」と悲観的な見通しを示している。

【了】

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