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コロンビア代表メンバーって誰がいるの? 現在のスタメン、フォーメーションは? ハメス筆頭に実力者多数、その破壊力は南米屈指

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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ファン・クアドラード
【写真:Getty Images】

ファン・クアドラード(ユベントス/イタリア)
生年月日:1988年5月26日(32歳)
コロンビア代表成績:92試合出場/8得点15アシスト

 ムードメーカーとしても知られる32歳のアフロマン。最大の武器は世界トップレベルの域に入る爆発的なスピードにあり、それを生かしたドリブルやフリーランニングで相手守備陣に一瞬で風穴を開けることを可能としている。南米出身らしいテクニックの高さも大きな魅力だ。

 もともとは攻撃的なポジションでプレーする選手だったが、近年はサイドバックとしての姿がすっかり定着。以前から備わっていた縦への推進力に加え、ここ最近は守備面の向上も目立ってきた。また、コロンビア代表ではサイド以外にインサイドハーフを務めることが多々。万能性は増すばかりだ。

ジェリー・ミナ
【写真:Getty Images】

ジェリー・ミナ(エバートン/イングランド)
生年月日:1994年9月23日(26歳)
コロンビア代表成績:26試合出場/6得点0アシスト

 ブラジルの名門パルメイラスで頭角を現し、現在はエバートンで日々レベルアップを図っている守備職人だ。コロンビア代表では2016年のデビュー以降コンスタントに出場機会を得ており、今ではすっかり最終ラインの中心に。現在26歳という年齢を考えても、今後しばらくは代表を牽引する存在となりそうだ。

 身長195cm・体重94kgという恵まれた体躯を武器に1対1を制すことが可能で、足下の技術も着実に進歩している。とくに圧巻なのは空中戦の強さ。2018年ロシアワールドカップでは出場した全試合で得点をマークしているなど、セットプレー時の怖さは間違いなく世界トップレベルにある。

ダビンソン・サンチェス
【写真:Getty Images】

ダビンソン・サンチェス(トッテナム/イングランド)
生年月日:1996年6月12日(24歳)
コロンビア代表成績:31試合出場/0得点0アシスト

 自身初の大舞台となったロシアワールドカップで全試合フル出場。昨年もほとんどの試合でフル出場を果たすなど、今やコロンビア代表には絶対に欠かせない存在に。最終ラインの相棒ジェリー・ミナと同じく、今後のコロンビア代表を引っ張っていく選手であることは明らかだ。

 身体能力が抜群に高く、相手をねじ伏せるパワーも快速自慢の選手を制御するスピードも兼備。それに加えフィードセンスも非凡と、センターバックとしての総合力は非常に高い。ただ、アグレッシブさが軽率なプレーに繋がってしまうことがしばしば。安定性は増していく必要がありそうだ。

ホアン・モヒカ
【写真:Getty Images】

ホアン・モヒカ(アタランタ/イタリア)
生年月日:1992年8月21日(28歳)
コロンビア代表成績:12試合出場/1得点2アシスト

 今夏にジローナからアタランタへとステップアップを果たしたレフティー。豊富な運動量とアジリティー、そしてパワフルさを融合させた縦への突破力が光る選手で、やや強引な形でも相手守備陣をぶち壊すことができる。一方で、ディフェンスの精度や仕上げのクオリティーには難がある。

 コロンビア代表は2015年にデビュー。それ以降しばらくは名を連ねることがなかったが、ロシアワールドカップメンバーに招集されると本大会では全試合フル出場を達成した。その後怪我などもあって再び代表から離れていたが、現在はカタールW杯・南米予選で全試合フル出場中と奮闘している。

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