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最高額のイングランド人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング11~15位。大ブレイクした2人の“メイソン”がランクイン!

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

11位:プレミア屈指の左SB

ベン・チルウェル
【写真:Getty Images】

DF:ベン・チルウェル(イングランド代表/チェルシー)
生年月日:1996年12月21日(24歳)
市場価値:5000万ユーロ(約60億円)
今季リーグ戦成績:8試合出場/2得点2アシスト

 堅実で勤勉な常に計算の立つプレミアリーグ屈指の左サイドバックだ。カバーエリアが非常に広く、タッチライン際を上下動するのみならず、ビルドアップの起点になるようなパス出しも担える。守備対応の粗さは課題だが、小さなもの。負傷から復帰するとマルコス・アロンソが信頼を失ったチェルシーの左サイドにすんなり収まった。

 新天地でのリーグ戦初出場となった10月初旬のクリスタル・パレス戦で、いきなり挨拶がわりの1得点1アシストを記録して大きなインパクトを残した。その後は11月下旬まで2ヶ月にわたって全ての公式戦に先発出場するタフさも示している。連戦に耐えうるフィジカルも備え、セットプレーのキッカーを務めてアシストもするなど、専門職ながら活用の幅は非常に広い。

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30号_表紙_fix

『フットボール批評issue30』


定価:本体1500円+税
プレミアリーグ謀略者たちの兵法

≪書籍概要≫
監督は謀略者でなければならない。それが世界最高峰の舞台であるプレミアリーグであればなおのことだ。さらに中堅以下のクラブを指揮している場合は、人を欺く行為こそ生存競争を勝ち抜くために必要な技量となる。もちろん、ピッチ上における欺瞞は褒められるべき行為で、それこそ一端の兵法と言い換えることができる。
BIG6という強大な巨人に対して、持たざる者たちは日々、牙を研いでいる。ある監督は「戦略」的思考に則った「戦術」的行動を取り、ある監督はゾーン主流の時代にあえてマンツーマンを取り入れ、ある監督は相手によってカメレオンのように体色を変え、ある監督はRB哲学を実装し、一泡吹かすことだけに英知を注ぐ。「プレミアの魔境化」を促進する異能たちの頭脳に分け入るとしよう。



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【了】

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