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スイス代表の3-0勝利扱いは不当? ウクライナサッカー連盟がスポーツ仲裁裁判所に上訴

text by 編集部 photo by Getty Images

UEFAネーションズリーグ
【写真:Getty Images】

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)が11日、欧州サッカー連盟(UEFA)に対するウクライナサッカー連盟の上訴を受理したと発表。

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 問題となっているのは現地時間11月17日に開催される予定だったUEFAネーションズリーグ・グループリーグ最終節のスイス対ウクライナ戦。試合前、ウクライナ代表に新型コロナウイルス陽性者が続出したことでスイスの保健局がウクライナ代表チーム全体の隔離が必要と判断し急遽中止になった。

 英メディア『BBC』によれば、UEFAはウクライナ代表チームに責任があると考えており、中止された試合はスイス代表の3-0勝利扱いになるという。この結果、最終節前の時点でグループ最下位だったスイスがリーグA残留を果たし、3位だったウクライナが最下位に転落してリーグBに降格するとのこと。

 これに対し、UEFAの決定を不服とするウクライナサッカー連盟が抽選、もしくは試合の開催を求めスポーツ仲裁裁判所に上訴したようだ。スポーツ仲裁裁判所もウクライナサッカー連盟から申し立てがあったことを発表している。果たして、UEFAの決定が覆る可能性はあるのだろうか。

【了】

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