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冨安健洋、チーム事情もあり左SB起用か。CBでは厳しい評価が続く

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
【写真:Getty Images】

 イタリア・セリエA第12節のスペツィア対ボローニャ戦が現地時間16日に行われる。ボローニャの日本代表DF冨安健洋は、この試合で左サイドバックに起用されるともイタリアメディアで予想されている。

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 ボローニャ加入1年目の昨季は右SBのレギュラーとして高い評価を受けた冨安。今季からは本来のポジションであるセンターバックに移り、ここまでリーグ戦全試合に先発フル出場しているものの、昨季に比べて低調なパフォーマンスだという評価を受けている現状だ。

 スペツィア戦では、新型コロナウイルス陽性判定を受けた左SBアーロン・ヒッキーや、前節ローマ戦でそのヒッキーの代役を務めたが負傷してしまったイブラヒマ・エムバイェなどが欠場。そのため冨安が左SBのポジションに起用されるとの予想もある。

 地元紙『イル・レスト・デル・カルリーノ』は、冨安について「ディフェンスの中央でのプレーで納得させることはできていない」と評価し、「緊急事態ということもあり、CBでのテスト起用は一旦棚上げにして今回は左サイドに入る」と予想。CBでのプレーはまだ「テスト」の段階を終えられていないという見方も示している。

 伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』もスペツィア戦の予想フォーメーション図の左SBに冨安を置いている。メディアによってはCBでの先発予想もあるが、今回はポジションを変える可能性もあるのかもしれない。

【了】

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