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2020年世界最高の値上がり選手は? サッカー選手市場価値上昇ランキング6位~10位。驚異の566%アップ!その逸材とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

9位:ブルキナファソで発掘

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【写真:Getty Images】

DF:エドモン・フェイサル・タプソバ(ブルキナファソ代表/レバークーゼン)
生年月日:1999年2月2日(21歳)
市場価値の増加額:2550万ユーロ(約30億円/566.7%UP)
市場価値の変動:450万ユーロ(約5.4億円)→3000万ユーロ(約36億円)
今季リーグ戦成績:10試合出場/0得点0アシスト

 ポルトガルのヴィトーリアからレバークーゼンに今冬加入したエドモン・フェイサル・タプソバはクラブ内外で評価を高めている。昨季はスヴェン・ベンダーとヨナタン・ターが務めるセンターバックに割って入る活躍を見せ、今季もここまでリーグ戦8試合に先発している。

 ブルキナファソの貧しい家庭で育ったタプソバは、18歳でポルトガルに渡った。19/20シーズンにトップチームデビューを果たすと、ポジションを確保して16試合で5得点をマーク。18/19シーズンにヴィトーリアのBチームでプレーしていたタプソバは、わずか1年でレバークーゼンの一員になるまで成長している。

 192cmの体格を生かしたプレーが持ち味で、少年時代は元ドイツ代表のペア・メルテザッカーに憧れたと言う。ドイツ代表のレジェンドで、現在はレバークーゼンのマネージング・ダイレクター・スポーツの肩書を持つルディ・フェラー氏も、そのポテンシャルを高く評価している。

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