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アーセナル指揮官、8試合ぶり勝利に安堵「これがターニングポイントになれば…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ミケル・アルテタ
【写真:Getty Images】

 アーセナルのミケル・アルテタ監督が、久々の勝利を喜んだ。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

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 不振が続いているアーセナルは現地時間26日にホームでチェルシーと対戦し、3-1の勝利を収めた。これはアーセナルにとって8試合ぶりの白星。記録的な不振で監督交代の噂も出始めていただけに、この一勝が意味するものは大きそうだ。

 アルテタ監督はもちろん、この試合で流れを変えたいと考えており、次のように述べた。

「ボクシングデーにロンドンダービーでチェルシーに勝つことほど良いことはない。これがターニングポイントになってくれればと願うよ」

「選手たちがこのレベルの戦いをできることは分かっていた。チェルシーが優れたチームだということは知っているが、我々の方が良いチームだった」

「ファンがどれだけ失望しているかは想像できる。だから、何かお返しできるのは良いことだね。良いスタートを切って試合を支配した。それはチームの自信になる。これを続けていこう。まだ改善すべきことはたくさんあるね」

 暫定で14位となったアーセナルは、29日にブライトンと対戦する。

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≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

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【了】

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