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19/20年最高額移籍は誰だった? サッカー選手移籍金ランキング11~15位。いまや欧州一? まさに救世主の男とは

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

11位:レアルで失望ばかり残したストライカー

ルカ・ヨヴィッチ
【写真:Getty Images】

FW:ルカ・ヨヴィッチ(セルビア代表)
生年月日:1997年12月23日(23歳)
所属クラブ:アイントラハト・フランクフルト→レアル・マドリード
移籍日:2019年6月4日(当時21歳)
移籍金:6300万ユーロ(約75億6000万円)
初年度のリーグ戦成績:17試合出場/2得点1アシスト

 ベンフィカから期限付き移籍したアイントラハト・フランクフルトでブレイクし、2018/19シーズンにブンデスリーガで17得点を挙げた。そしてフランクフルトが買い取りオプションを行使したうえで、レアル・マドリードへ6300万ユーロ(約75億6000万円)という高額な移籍金で引き抜かれた。

 新天地ではカリム・ベンゼマの競争相手になると思われたが、完全に期待はずれ。度重なる負傷に加え、新型コロナウイルスのパンデミック下で規律違反を犯すなどトラブル続き。ピッチ上でも全く振るわず、リーグ戦は17試合の出場にとどまり、ほぼ構想外の状態に置かれていた。

 今季もリーグ戦の出場は4試合にとどまっており、もちろん無得点。だが、冬に期限付き移籍で古巣フランクフルトに復帰すると2021年1月31日時点で4試合に出場して3得点といきなり復活を遂げている。ドイツの水が合うのか、別人のような変貌ぶりだ。

【了】

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