フットボールチャンネル

彼らの活躍がチェルシーの強さの秘訣? エバートン戦勝利に貢献した「二人」の仕事ぶりが凄い

text by 編集部 photo by Getty Images

チェルシー
【写真:Getty Images】

【チェルシー 2-0 エバートン プレミアリーグ第27節】

【今シーズンのチェルシーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】


 プレミアリーグ第27節、チェルシー対エバートンが現地時間8日に行われ、ホームのチェルシーが2-0の完封勝利を収めている。

 4位対5位の上位対決となったこの試合は、立ち上がりからチェルシーがボールを握る。すると31分、カイ・ハフェルツのシュートがベン・ゴッドフリーに当たってそのままゴールへ吸い込まれ、チェルシーが先制に成功した。

 さらに64分、マテオ・コバチッチのスルーパスに反応したハフェルツがGKジョーダン・ピックフォードに倒されPKを獲得。これをジョルジーニョが決めて2-0。その後チェルシーはエバートンに1点も与えることなく、試合を締めた。

 この試合では2ゴールに絡むなどハフェルツの活躍が目立ったが、この二人の存在感も大きかった。それが、マルコス・アロンソとリース・ジェームズだ。

 左ウイングバックに入ったM・アロンソは持ち前の攻撃力を余すことなく発揮。31分のオウンゴール誘発はこの男のクロスがキッカケだった。データサイト『Who Scored』のスタッツを見てもキーパスチーム最多の4本、シュート数2本を記録するなど十分な働きぶり。レーティングは「7.8」で両チーム合わせて3位である。

 右WBのR・ジェームズも積極的なプレーでチームをしっかりとサポート。シュート数2本、キーパス1本、タックル成功数2回などを記録しており、ドリブル成功数は実に6回となっている。これは両チーム合わせて断トツの数字だ。さらに、同選手はデュエル11回中10回勝利しているというデータも出ている。なお、レーティングは「7.9」で全体トップタイであった。

 トーマス・トゥヘル監督就任後、チェルシーは3バックシステムを用いている。その中でWBの働きは重要となってくるが、M・アロンソもR・ジェームズもここまで高いレベルで仕事をこなしている。これこそが、現チェルシーの強さの秘訣と言えるのかもしれない。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top