14位：エバートンを象徴した左足の名手

DF：レイトン・ベインズ（元イングランド代表）
生年月日：1984年12月11日（36歳）
プレミア所属クラブ：ウィガン、エバートン
プレミア通算成績：420試合／32得点60アシスト
プレミアPK成功数：20本（90.9％）

　左足のキック精度が極めて高く、フリーキッカーとしても鳴らしたサイドバックだ。エバートンには13シーズン在籍し、クラブの象徴的選手の1人として愛された。イングランド代表としては2014年のブラジルワールドカップに出場した。

　プレミアリーグで初めてPKを決めたのはウィガン時代の2006/07シーズンで、相手はマンチェスター・ユナイテッド。対峙したGKはエドウィン・ファン・デル・サールだった。高いキック精度はPKでも存分に発揮され、エバートン時代にリーグ戦で決めた33得点のうち19得点がPKだった。

　キャリア終盤は徐々に出番が減り、2019/20シーズン限りで現役を引退している。その後、すぐにエバートンの下部組織でコーチングスタッフとなり、アカデミーディレクターのデイヴィッド・アンスワース氏からも指導者として高い評価を受けているという。