ドイツ2部のハノーファーに所属する日本代表MF原口元気に対し、シャルケが来季に向けて獲得への関心を示しているとみられている。独紙『ビルト』が16日付で伝えた。

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　今季ブンデスリーガ2部でここまで24試合全てに先発出場して5得点6アシストを記録するなどハノーファーの主力としてプレーしている原口。だが現在の契約は今季末で満了となり、移籍の可能性も噂されている。

　その移籍先はシャルケとなる可能性もあるのかもしれない。かつて内田篤人氏なども所属し、ブンデスリーガ上位争いやチャンピオンズリーグ出場などの常連だったシャルケだが、近年は低迷。特に今季はわずか1勝しか挙げられずにブンデスリーガ1部最下位に沈み、2部降格はもはや確実視されている。

　一方でハノーファーは現在2部で8位に位置し、こちらも来季の1部昇格は厳しい状況となりつつある。シャルケが1年での1部復帰に向けた補強として原口を獲得したとすれば、ハノーファーとも敵として戦う可能性は高いかもしれない。

　ハノーファーとの契約を延長する可能性は「ゼロに近づきつつある」と独紙は伝えている。ハノーファーがここから順位を上げて1部昇格を果たした場合のみ、原口残留の可能性も出てくるとの見方だ。

【了】