1位：ローマの王様

【写真：Getty Images】

FW：フランチェスコ・トッティ
生年月日：1976年9月27日（44歳）
セリエA所属クラブ：ローマ
セリエA通算成績：618試合／250得点139アシスト
PK成功数：59回（成功率81％）

　40歳で現役引退するまでの24年間をローマに捧げたフランチェスコ・トッティ。ロマニスタから愛されたバンディエラは、00/01シーズンのセリエA制覇に貢献し、06/07シーズンには得点王を獲得した。ローマでの公式戦出場は785試合に上り、セリエAを代表する選手の1人だった。

　PKのうまさは考慮されるが、チームの象徴的な人物が蹴ることが多い。トッティは22歳という若さでキャプテンを務めることになり、PKを蹴るようになった。セリエA通算では88回蹴って、成功は71回。81％という成功率を残している。

　イタリア代表をワールドカップ制覇に導いた盟友であり、ライバルだったジャンルイジ・ブッフォンとはセリエAで5度、PKで対峙している。1度目は01年4月2日で、パルマ時代のブッフォンに対して、トッティはPKを失敗。ブッフォンがユベントスに移籍して以降はトッティの3勝1敗というPK戦績が残っている。

【了】