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川島永嗣、正GK復帰でお役御免か。代役務め上げた貢献を現地メディアも称賛

text by 編集部 photo by Getty Images

川島永嗣
【写真:Getty Images】

 今季ストラスブールのレギュラーとしてゴールを守ってきた日本代表GK川島永嗣だが、本来の正GKの復帰により“お役御免”となるかもしれない。だがフランスメディアは川島がこれまで果たしてきたチームへの貢献に賛辞を送っている。

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 川島は2018年夏に第3GKとしてストラスブールに加入し、1年目はリーグ最終節の1試合のみ出場。昨季は新型コロナウイルスの影響でシーズンが途中打ち切りとなったこともあり、公式戦出場ゼロに終わっていた。

 だが今季を前に本来の正守護神であるベルギーGKマッツ・セルスが負傷で長期離脱。開幕から2試合で川島が代役を務めたあと、一旦は第2GKのビングル・カマラが先発に定着したが、11月の第11節以降は19試合連続で川島がゴールを守ってきた。

 先週末のレンヌ戦でも出場したのは川島だったが、ベンチにはセルスが約1年ぶりに復帰。現地時間21日に行われるランス戦に向けても川島とセルスの2人が招集されているが、川島にゴールが任される最後の試合になるのではないかという予想も現地メディアで伝えられている。

 正GKにポジションを返却することになるかもしれないが、これまでゴールを守ってきた川島の働きぶりは十分に評価されている。仏紙『レキップ』は21日付記事で「長期間に及んだ代役を成功させた」「年齢を感じさせない。ストラスブールで2度目の青春を過ごしている」と、20日に38歳の誕生日を迎えた日本人GKを称えている。

【了】

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