今や“若手大国”なのになぜ? アメリカは東京五輪出場ならず、3大会連続予選敗退

2021年03月29日(Mon)18時44分配信

photo Getty Images
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アメリカ対ホンジュラス
【写真:Getty Images】

 東京五輪・北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)予選の準決勝が現地時間28日に行われ、ホンジュラスとメキシコが決勝に進むとともに本大会出場を決めた。準決勝でホンジュラスに敗れたアメリカは、これで3大会連続で五輪出場を逃したことになった。

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 A代表も前回のロシアワールドカップで予選敗退に終わったとはいえ、総合的に見れば近年のアメリカは北中米カリブ海地域の強豪国の一角。3大会連続で五輪不出場という成績は意外に感じられるかもしれない。

 しかも現在のアメリカは、“若手大国”とも言えるほど欧州の強豪クラブで活躍する若手選手が数多く出てきている状況。チェルシーのMFクリスチャン・プリシッチやユベントスのMFウェストン・マッケニー、バルセロナのDFセルジーニョ・デスト、ボルシア・ドルトムントのMFジョバンニ・レイナなどはいずれも年齢的には東京五輪に出場可能だった選手たちだ。

 だが上記の選手たちのいずれも、メキシコで開催されていた五輪予選には参加していない。五輪代表には各クラブに対して選手拠出の強制力がなく、新型コロナウイルス感染の影響もある中で各クラブが派遣を拒んだことが主な理由だとみられている。負傷中のマッケニーを除くプリシッチ、デスト、レイナらはアメリカA代表に招集され、欧州での国際親善試合を戦っている。

 結果的に国内組を中心としたメンバーで五輪予選に臨んだアメリカだが、あと一歩で敗退という結果に終わった。「欧州の選手たちを呼ぶことができればおそらくチームはもっと良い状態になっていただろう。だがそれが難しいことは誰もが分かっている」とジェイソン・クレイス監督は試合後にコメントしている。

 アメリカが苦しいメンバー構成だったことに加えて、ホンジュラスがこの年代の“強豪国”であることも見逃せない。2012年ロンドン大会では日本代表とともにグループステージでモロッコ、スペインを抑えて決勝トーナメントに進出。前回の2016年リオデジャネイロ大会では今回と同じくアメリカを破って予選を突破し、本大会では過去最高となる4位の好成績を収めていた。

【了】

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