リバプールから現在サウサンプトンにレンタルされている南野拓実は、来季のプレシーズンでユルゲン・クロップ監督にアピールするチャンスを再び与えられる可能性もあるかもしれない。英紙『ミラー』が31日付で見通しを示している。

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　昨季プレミアリーグで悲願の優勝を成し遂げたあと、連覇を目指した今季は苦しいシーズンとなったリバプール。来季に向けて再びチームの立て直しを図る必要があるが、メンバーに劇的な変化が加えられることはないと『ミラー』は予想している。

　負傷で離脱を強いられた主力選手らの復帰に加えて多少の補強を行い、昨季までのレベルを取り戻すことが最大の目標。一方で退団が見込まれる選手としては、主力級メンバーの中では契約の満了するMFジョルジニオ・ワイナルドゥムの移籍が濃厚であり、その他には出場機会の少ない選手やレンタル中の選手など「7人」が売却候補になるとされている。

　今季のチームに残っている選手ではFWディヴォック・オリジ、MFジェルダン・シャチリ、GKアドリアン。また他クラブにレンタル中の選手ではMFハリー・ウィルソン、FWセイ・オジョ、MFマルコ・グルイッチ、FWベン・ウッドバーンがメンバー整理の対象になると予想されている。

　だがレンタル中の選手の中でも、ブラックバーンで活躍中の17歳MFハーヴェイ・エリオットと南野の2人は復帰が見込まれるとの予想。南野については「プレシーズンでアピールの新たなチャンスが与えられる」と述べている。

　地元紙『リバプール・エコー』では先日、南野はレンタルからそのまま放出されることが現時点では濃厚という見通しも伝えられていた。再びリバプールでプレーするチャンスを得ることはできるのだろうか。

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