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浅野拓磨が臨む伝統のベオグラードダービーがアツすぎる。両チーム17連勝中!

text by 編集部 photo by Getty Images

浅野拓磨
【写真:Getty Images】

 セルビア・スーパーリーグ第30節のレッドスター・ベオグラード対パルチザン・ベオグラード戦が現地時間7日に行われる。リーグ首位と2位に位置する両チームがどちらも「17連勝中」という異常な状況でのダービーマッチとなる。

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 レッドスターとパルチザンはセルビアを代表する2大ビッグクラブ。この2強以外がリーグ優勝を飾ったのは1997/98シーズン(当時はセルビア・モンテネグロリーグ)のFKオビリッチが最後の例であり、過去22年間のリーグ優勝を2チームだけで分け合っている。その22年間でレッドスターとパルチザン以外のチームが2位になったことも数えるほどしかない。

 だがいかに“2強リーグ”とはいえ、両チームが17連勝で対戦を迎えるというのはさすがに異例の状況。新型コロナウイルスの影響により昨季の降格がなくなり、従来の16チームより4チーム多い20チームでリーグ戦が開催されていることも影響している。

 10月に行われた前回の対戦はパルチザンのホームで1-1のドローに終わり、レッドスターは開幕からの10連勝がストップ。だがその次節の試合にも引き分けたあとは再び勝ち続け、ここまで27勝2分けで首位という圧倒的な成績を残している。

 パルチザンも前回のレッドスター戦に引き分け、その次の試合に敗れたあとは全勝。だが序盤の取りこぼしでレッドスターにつけられた9ポイントの勝ち点差を縮めることはできていない。

 現地メディアでは他チームとの格差が大きすぎることやリーグレベルを問題視する声も上がっているが、少なくともどちらか一方の17連勝が止まるという一戦に大きな注目が集まることは間違いない。パルチザンで今季16得点と好調なFW浅野拓磨のゴールも期待できるかもしれない。

【了】

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