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20/21サッカー選手能力値ランキング26位。DFマルキーニョス(パリ・サンジェルマン)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

26位:PSGの新キャプテン

マルキーニョス 20/21サッカー選手能力値ランキング
【写真:Getty Images】

DF:マルキーニョス(ブラジル代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1994年5月14日(26歳)
市場価格:7000万ユーロ(約84億円)
19/20リーグ戦成績:19試合出場/3得点1アシスト


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 コリンチャンス、ローマ在籍を経て2013年に加入したパリ・サンジェルマン(PSG)でワールドクラスへと成長。先輩チアゴ・シウバが去った今季は同クラブの新キャプテンにも就任するなど、その存在感は年々増している。ブラジル代表の最終ラインも長く任せられる人物であることは間違いないだろう。

 身長は183cmとセンターバックとしてはそれほど大柄なタイプではない。ただ、同選手にはそのハンデを感じさせないほどの身体能力の高さが備わっており、「空中戦」などは全く苦にしていない。また、マルキーニョスはとにかく賢い。味方へのカバーリングや相手のプレーを的確に読んで攻撃をシャットアウトする動きの質は、言わずもがな世界トップクラスである。

 さらに、中盤で起用されても一流のプレーを見せるのがマルキーニョスの強み。上記した通りクレバーな守備対応が光ることはもちろん、非凡な足元の「テクニック」を持つ同選手はゲームの組み立てにおいてもハイクオリティーを示す。「メンタル」の強さゆえか、常に落ち着いているので、不用意なボールロストを犯すことが極めて少ない。

 フィルジル・ファン・ダイクやセルヒオ・ラモスのような驚異的な「フィジカル」があるわけではないので、派手さという意味では他のCBに劣るかもしれない。しかし、ピッチ上において「効いているな」と思わせることができるのがマルキーニョスである。まだ26歳。今後の更なる成長が楽しみである。

【了】

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