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20/21サッカー選手能力値ランキング51位。DFマッツ・フンメルス(ドルトムント)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

ドイツ代表では引退勧告。ドルトムントで時代を築いたCB

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【写真:Getty Images】

DF:マッツ・フンメルス(ドルトムント)
生年月日:1988年12月16日(32歳)
19/20リーグ戦成績:31試合1得点3アシスト
市場価値:1400万ユーロ(約18億円)


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 ユルゲン・クロップ監督の下で黄金時代を築いたマッツ・フンメルスが、19年夏にドルトムントに復帰した。クロップ時代はネヴェン・スボティッチとのコンビで制空権を握り、正確なフィードで攻撃の起点となった。15/16シーズンには引退したセバスティアン・ケールからキャプテンマークを継承。わずか1年でバイエルンに移籍したが、ドルトムントに復帰した昨シーズンも、長期離脱のマルコ・ロイスに代わってキャプテンを務めた。

 圧倒的な「空中戦」の強さは32歳となった現在も健在で、空中戦勝利数では毎年のように上位に名を連ねる。「スピード」はもともとないが、豊富な経験とインテリジェンスでカバーしている。チームに苦言を呈することもあり、若いチームのご意見番という役割も担っている。

 ドイツ代表でも長きに渡って活躍し、2014年のブラジルワールドカップ制覇に貢献した。しかし、ヨアヒム・レーヴ監督により引退勧告を受け、「この扱いは成し遂げたことに対して公正に評価されていない」と本音を吐露。しかし、その後のドルトムントでの活躍を見れば、ブンデスリーガを代表するパフォーマンスに疑いの余地はない。

【了】

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