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グアルディオラ監督、わずか13年で通算“30冠”。マンU伝説の名将超えも遠くない?

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼップ・グアルディオラ
【写真:Getty Images】

 カラバオ・カップ(イングランド・リーグ杯)決勝のトッテナム対マンチェスター・シティ戦が現地時間25日に行われ、1-0の勝利を収めたシティが優勝を飾った。シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督にとっては、キャリア通算30個目のタイトル獲得となる。

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 先週のFAカップ準決勝ではチェルシーに敗れて決勝進出を逃し、今季“4冠”の望みは絶たれたシティだが、まずは1つ目のタイトルを確保。DFアイメリク・ラポルテが終盤に値千金の決勝点を奪い、4年連続8回目のリーグ杯優勝を飾った。

 通算8回となった優勝回数はリバプールと並んで最多タイに。また4年連続のリーグ杯優勝も、1981年から1984年にかけてリバプールが達成していた記録に並ぶものとなった。

 グアルディオラ監督個人としても4度目のリーグ杯優勝であり、これも最多タイ記録。過去にはブライアン・クラフ氏、サー・アレックス・ファーガソン氏、ジョゼ・モウリーニョ氏もこの大会で4度の優勝を達成していた。

 また、グアルディオラ監督がキャリアを通して獲得したタイトル数はこれで30個に。バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、シティの3クラブで、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝2回、国内リーグ優勝8回、国内カップ優勝5回、リーグ杯優勝4回、FIFAクラブ・ワールドカップ優勝3回、各種スーパーカップ優勝8回を成し遂げている。

 サッカー界で歴代最多のタイトルを獲得したとされているのはファーガソン氏であり、通算48個(メディアによっては49個)。だがファーガソン氏が30冠に到達するには24年を要したのに対し、グアルディオラ監督は2008年にバルセロナ監督に就任してから13年弱で同じタイトル数に到達している。

 まだ50歳のグアルディオラ氏が、今後ファーガソン氏のタイトル数を上回る可能性も十分にあるかもしれない。今季のプレミアリーグでも優勝に迫っており、31個目のタイトル獲得は濃厚。さらにCLでも準決勝まで進出し、クラブ初の欧州制覇を狙っている。

【了】

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