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2年強で価値60倍以上!? セリエAでゴール量産の若手FWにミランなど関心か

text by 編集部 photo by Getty Images

ドゥシャン・ヴラホヴィッチ
【写真:Getty Images】

 フィオレンティーナで活躍するセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチの評価が急激に高まり続けている。現在の市場価値は、2年あまり前と比べれば数十倍にも達する6000万ユーロ(約78億3000万円)以上であるとも見積もられている。

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 現在21歳のヴラホヴィッチは、2018年夏にパルチザン・ベオグラードからフィオレンティーナに加入して今季で3年目。セリエAで30試合に出場して6得点を挙げた昨季に続いて、今季は不動のレギュラーに定着し、ここまで32試合で17ゴールを記録している。

 伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、セリエAで22歳未満の選手が17得点を挙げたのは2004/05シーズンのミルコ・ヴチニッチ(当時レッチェ)以来16年ぶり。フィオレンティーナの選手に限れば、最近65年間では最年少で17得点を記録した選手になるという。

 またフィオレンティーナの外国籍選手としては、1999/2000シーズンに23得点を挙げたガブリエル・バティストゥータ氏以来最多の得点数というデータも紹介されている。フィレンツェに現れた新星に、イタリア内外の多くのクラブが注目の目を向けているようだ。

『ガゼッタ』紙は、ヴラホヴィッチの獲得に関心を示すクラブとしてミランやローマ、ボルシア・ドルトムントを挙げている。フィオレンティーナも当然ながら引き留めを望んでいるが、今季の活躍に見合うだけの新契約を提示することは金銭的に厳しいとの見方だ。

 大手データサイト『transfermarkt』の評価額によれば、フィオレンティーナ加入1年目の2018年12月時点で100万ユーロ(約1億3000万円)だったヴラホヴィッチの市場価値は先月時点で2500万ユーロ(約32億6000万円)にまで上昇。『ガゼッタ』は現在の価値を6000万ユーロ以上と見積もっており、2年あまりで60倍以上にまで急上昇したことになる。

【了】

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