イングランド・プレミアリーグ第35節のアストン・ヴィラ対マンチェスター・ユナイテッド戦が現地時間9日に行われ、アウェイのユナイテッドが3-1の勝利を収めた。ユナイテッドのイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドはこの試合で1得点を挙げたことで、レジェンドのウェイン・ルーニー氏を上回るひとつの記録を達成している。

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　敗れればマンチェスター・シティの優勝決定を許してしまうユナイテッドは前半を1点ビハインドで折り返したが、後半に反撃。決勝点となったグリーンウッドのゴールも含めて3点を奪い、逆転勝利でライバルの優勝を先送りにした。

　ユナイテッド下部組織から昇格したグリーンウッドは昨季のプレミアリーグで18歳ながらも二桁の10得点を記録。19歳となった今季はなかなかゴールに恵まれなかったがシーズン終盤を迎えて調子を上げ、最近5試合で5得点を挙げている。

　今季のリーグ戦での得点は計6点となり、プレミアリーグで通算16得点。ルーニー氏がユナイテッドで20歳を迎えるまでに記録していた通算15得点を上回り、クラブ史上最多のゴールを挙げた10代選手となった。

　もっとも、ユナイテッドでデビューしたグリーンウッドとは異なり、ルーニー氏はエバートンでデビューしたあと18歳でユナイテッドへ移籍。移籍前にはエバートンでもプレミアリーグで計15得点を記録していた。

　グリーンウッドは試合後にクラブ公式の『MUTV』で記録についてコメント。「ゴールを決め続けて、今後も誰も記録を破ることができないよういしたい」とさらなるゴール量産への意欲を口にしている。

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