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「アーセナルではもったいない」。23歳の主力DFに退団を勧める理由とは?

text by 編集部 photo by Getty Images
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【写真:Getty Images】

 アーセナルはプレミアリーグで9位に沈んでいる。UEFAヨーロッパリーグでは準決勝でビジャレアルに敗れ、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場の望みが絶たれた。3試合を残すリーグ戦でもEL出場権獲得は難しい状況となっている。

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 ミケル・アルテタ監督は、3-1で勝利したウェストブロム戦前の会見で「スカッドは変わる必要がある」と述べている。人員整理と補強が今夏の注目ポイントになることは避けられないだろう。

 昨シーズン、セルティックから加入したキーラン・ティアニーはアーセナルで不動の地位を築いている。昨季は肩、今季は膝の負傷で離脱したが、左サイドバックや3バックの左など、左サイドの守備的なポジションをマルチにこなすパフォーマンスは高く評価されている。「彼をチームに入れて本当に良かったと思う」と、指揮官に称賛されたこともある。

 そんな中、英紙『ミラー』は元スコットランド世代別代表のタム・マクマヌス氏が移籍を勧める発言を取り上げた。同氏は「キーラン・ティアニーはそこから出る必要がある。私からしてみれば、彼(を留めておくの)はアーセナルではもったいない」と発言。以下のとおりティアニーを評価しつつ、“ステップアップ”を説いている。

「ティアニーはプレミアリーグのどこでもプレーできる。ただ、私からしてみればアーセナルはトップ8、せいぜいトップ6のチームだと思う。アーセナルではもったいない」

 アーセナルはブライトンのイヴ・ビスマの獲得に興味を示しているが、ビッグクラブとの争奪戦は避けられないとも報じられている。アーセナルは冬にセアド・コラシナツとエインズリー・メイトランド=ナイルズをローン移籍で放出。終盤戦には左サイドバックにグラニト・ジャカを回すスクランブル起用も経験している。不動の存在となっているティアニーが移籍となれば、アーセナルにとっては大きな痛手となるだろう。

【了】

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