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マンUの背番号56が初ゴール! 19歳の若き才能は何者か? ラッシュフォードを彷彿とさせるプレーとは…

text by 編集部 photo by Getty Images
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【写真:Getty Images】

【ウォルバーハンプトン 1-2 マンチェスター・ユナイテッド プレミアリーグ最終節】

 マンチェスター・ユナイテッドでは、才能のある若手が次々と現れる。プレミアリーグ最終節では、19歳のアントニー・エランガが初ゴールを決めた。

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 ウォルバーハンプトン戦でエランガは2列目の右サイドで先発起用された。初出場は11日のレスター・シティ戦で、この日が2度目のトップチーム出場。さっそく、13分に結果を残した。

 アレックス・テレスのパスにダニエル・ジェームズが左サイドを抜け出すと、左足でクロスを上げる。これをエランガが頭で合わせてゴールネットを揺らす。トップチーム2試合目の出場にして、19歳のエランガが初ゴールを記録した。

 エランガがユナイテッドの下部組織に加わったのは12歳のとき。父ジョセフ・エランガは元カメルーン代表で、1998年のフランスワールドカップメンバーにも選ばれている。エランガは12歳まで過ごしたスウェーデンの世代別代表としてもプレーしつつ、ユナイテッドでカテゴリーを上げていった。昨季はユナイテッドの育成年代で最も活躍した選手に贈られるジミー・マーフィー・ユースチーム・オブ・ザ・イヤーを獲得。今年3月にはクラブとの長期契約を結んでいた。

 左サイドからの仕掛けを得意とするアタッカーで、左寄りの位置から積極的にシュートを狙う。独特な間合いのタッチとそこから繰り出されるシュートは、マーカス・ラッシュフォードを彷彿とさせる。強烈なミドルやアウトサイドを巻くものなど、右足から放たれるシュートも多彩だ。トップスピードに乗った時のドリブルには鋭さがあり、手を焼くのはユース年代の選手だけではないだろう。

 ウルブズ戦では才能を感じさせるプレーを見せたが、まだまだ成長の余白は大いに残されている。エランガは今季の最終節で、来季の戦力として競争に加わるのに十分な結果を残した。

●19歳が決めた初ゴールがこれだ!

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【了】

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