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スペイン代表、1試合で16人がデビューも? 特殊な事情で“歴史的一戦”に

text by 編集部 photo by Getty Images

U-21スペイン代表
【写真:Getty Images】



 スペイン代表対リトアニア代表の国際親善試合が現地時間8日に開催される。スペイン代表にとっては、16人ほどの選手が一挙に代表デビューを飾る歴史的一戦となりそうだ。

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 EURO2020開幕に向けた準備を進めるスペイン代表は、この試合を本大会前の最後のテストとして予定していた。だが6日にはキャプテンのMFセルヒオ・ブスケッツから新型コロナウイルスの陽性反応が検出され、チームは急きょ隔離措置を取ることになってしまった。

 8日に予定されるリトアニア戦には、代役としてU-21スペイン代表が臨むことが決定。だが試合自体が国際サッカー連盟(FIFA)の認定する国際Aマッチであるという扱いは変わらず、U-21代表のメンバーが「A代表」として試合を行うことになる。

 リトアニア戦を戦うのは先日までU-21欧州選手権に出場していたメンバーであり、A代表での出場経験者はエイバルのFWブライアン・ヒルのみ。先発11人に加えて6人の交代が認められるため、ヒルが出場するとしても16人はA代表初キャップを記録することになると見込まれる。

 1試合で16人が代表デビューを飾ったとすればスペイン代表にとって歴代最多記録。『マルカ』紙によれば、1920年に行われたスペイン代表初の試合であるデンマーク戦では当然ながら11人全員がデビュー戦だったほか、1941年のポルトガル戦に10人の選手がデビューしたのが過去の最多記録だという。当時のルールでは選手交代は行われていなかった。

【了】

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