サッカー史上最高!イングランド伝説の5チーム。”イスタンブールの奇跡”や”ミラクルレスター”。アーセナルは15戦負けなしでも…

2021年06月09日(Wed)7時00分配信

シリーズ:00年代を彩った伝説の5チーム
text by 編集部 photo Getty Images
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アーセナル(2007/2008シーズン)

アーセナル(2007/2008シーズン)
2007/08シーズンUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント一回戦2ndレグACミラン戦スターティングメンバー


2007/2008シーズン成績
・プレミアリーグ:3位(勝ち点83 / 24勝11分3敗)
・チャンピオンズリーグ:ベスト8
・FAカップ:4回戦
・EFLカップ:ベスト4
監督:アーセン・ベンゲル
スタイル:ポゼッション

2007/08シーズンUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント一回戦2ndレグACミラン戦スターティングメンバー
GK:マヌエル・アルムニア
DF:ガエル・クリシー、ウィリアム・ギャラス、フィリップ・センデロス、バカリ・サニャ
MF:アブー・ディアビ、マチュー・フラミニ、アレクサンドル・フレブ、セスク・ファブレガス、エマニュエル・エブエ
FW:エマヌエル・アデバヨール

 2007/08シーズンのアーセナルは序盤から好調。開幕戦のフラム戦で2-1の勝利を収めると、そこから第16節のミドルスブラ戦で敗戦するまで15試合負けなしとなっていた。その直後のチェルシー戦で1-0の勝利を収め、勢いそのまま。14試合負けなしが続いた。好調すぎるアーセナルは一時首位に立ち、途中首位を明け渡す時期もあったが、4年ぶりの優勝が期待されていた。

 しかし29節のミドルスブラ戦で引き分けると、第31節のチェルシー戦で敗戦。3位に順位を下げると、そのまま順位を上げられず。このシーズンは3位に終わった。この年のアーセナルはわずか3敗しかしていなかったが、引き分けが11と勝ちきれない試合が多かったことが響いた。

 アーセナルがリーグ優勝を逃した原因の一つが、エドゥアルドの大怪我だろう。2008年2月に行われたバーミンガム・シティ戦でタックルを受け負傷。幹部からは骨が露出する状態となり、治療のために約8分の中断。その後、病院に搬送されたエドゥアルドは腓骨の開放骨折と左足首の脱臼で全治9カ月と診断され、衝撃的な出来事となった。のちに復帰することになるが、選手生命の危機に晒せれる大怪我だった。エドゥアルドの大怪我におるショックはアーセナルにとって非常に大きかったのかもしれない。

 リーグ戦では終盤まで優勝争いを演じたが、優勝を逃したアーセナルは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でリバプールに敗戦。4年ぶりの優勝だけでなく、タイトルも獲得できなかった。

 ベンゲル監督が率いていた07/08シーズンのアーセナルは、ウィリアム・ギャラスやガエル・クリシー、バカリ・サニャなどのDF陣に加え、マチュー・フラミニやアレクサンドル・フレブ、セスク・ファブレガスなどのタレントを擁した。このシーズンにプレミアリーグ2位タイの成績となる24ゴールを記録したエマニュエル・アデバヨールやロビン・ファン・ペルシーなど攻撃陣も充実していた。

 ベンゲル監督はアーセナルでポゼッションサッカーを展開。ポゼッションでボールを運び、とにかく走りスペースを作る。セスクなどのパサーがアデバヨールなどに良いボールを供給できれば、ゴールに直結できる。

 開幕から好調でこのまま優勝かと思われたアーセナルだったが、終盤で優勝を取り逃がした。圧倒的な強さを誇り優勝が大いに期待されていただけに惜しいチームだった。そういう意味では伝説のチームの一つだろう。

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