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インテルの高速右SB、移籍先にチェルシー浮上。確実視されたPSG移籍は代理人が否定

text by 編集部 photo by Getty Images

アシュラフ・ハキミ
【写真:Getty Images】



 パリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍することが濃厚になったとも報じられていたインテルのモロッコ代表DFアクラフ・ハキミだが、チェルシーも本気で獲得に動こうとしているのかもしれない。イタリア『スカイ』など複数メディアが伝えている。

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 ハキミはレアル・マドリードからボルシア・ドルトムントへレンタルされて大きく成長したあと昨年夏にインテルへ完全移籍。攻撃的右サイドバックとしてセリエAで37試合に出場して7得点10アシストを記録し、インテルの11年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。

 しかしインテルは選手を売却して移籍市場で黒字を出す必要に迫られており、ハキミを加入1年で放出する可能性も浮上。PSGへの移籍に向けた交渉が大詰めに入っているとも報じられていた。

 だがハキミの代理人であるアレハンドロ・カマノ氏はこの報道を否定。「PSGとの間で交渉はなにもない。契約条件についてフランスのクラブと合意しているということもない。彼はインテルでハッピーだ」と『FCインテル1908』にコメントしている。

 PSGではないとすれば、移籍先はチェルシーとなる可能性もあるのかもしれない。チェルシーはインテルとの交渉を開始し、PSGが提示したと噂されたオファーと同額の移籍金6000万ユーロ(約80億2000円)を提示したとも報じられている。

 インテルはPSGとチェルシーからのこの提示額に満足せず、ハキミに8000万ユーロ(約107億円)という値段をつけているという見方もある。一方で、インテルはチェルシーのイタリア代表DFエメルソン・パルミエリとデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンに関心を示し、両選手を含める形での交渉に乗り気であるとも伝えられている。

【了】

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