サッカー史上最高! スペイン伝説の5チーム。2強時代を終わらせたアトレティコ、バルセロナ・レアルの記憶に残るシーズンは…

2021年06月10日(Thu)7時00分配信

シリーズ:00年代を彩った伝説の5チーム
text by 編集部 photo Getty Images
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レアル・マドリード(2013/14シーズン)

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チャンピオンズリーグ決勝・アトレティコ・マドリード戦スターティングメンバー

レアル・マドリード
2013/14シーズン成績
・リーガ・エスパニョーラ:3位(勝ち点87/27勝5敗6分)
・コパ・デル・レイ:優勝
・チャンピオンズリーグ:優勝
監督:カルロ・アンチェロッティ
スタイル:ポゼッション

チャンピオンズリーグ決勝・アトレティコ・マドリード戦スターティングメンバー
GK:イケル・カシージャス
DF:ダニ・カルバハル、ラファエル・ヴァラン、セルヒオ・ラモス、ファビオ・コエントラン
MF:サミ・ケディラ、アンヘル・ディ・マリア、ルカ・モドリッチ
FW:ガレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウド

 ペップ・グアルディオラ監督と舌戦を繰り広げたジョゼ・モウリーニョ監督は、11/12シーズンにリーガ・エスパニョーラのタイトルを獲得する。しかし、翌シーズンはスーペル・コパの1冠に終わり、マドリードを去ることに。2013年夏にやってきたのがカルロ・アンチェロッティだった。

 ガレス・ベイルを当時の最高額となる移籍金で獲得し、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドと「BBC」と呼ばれる強力3トップを形成する。ロナウドは公式戦51ゴールを挙げ、3人合計97得点という驚異的な破壊力を誇った。

 アンヘル・ディ・マリアは右ウイングから中盤へとポジションを移したことでアシスト能力が活かされた。他にもルカ・モドリッチやイスコ、中盤の底にはサミ・ケディラとシャビ・アロンソと、MFは層が厚かった。

 センターバックはセルヒオ・ラモスとペペが全盛期で、若いラファエル・ヴァランも控えていた。サイドバックはマルセロとレバークーゼンから復帰した若いダニ・カルバハルが台頭している。まさに定石とも言える布陣が揃っていた。

 リーガでは序盤にアトレティコ・マドリードとバルセロナに敗れるが、その後は勝ち点を重ねて一時は首位に躍り出る。しかし、バルセロナとセビージャに痛恨の連敗。3強による優勝争いで、レアルは直接対決で1度も勝てず。104得点はリーグトップだったが、38失点は3強の中で一番多かった。結局、勝ち点3差の3位という結果に終わっている。

 しかし、カップ戦ではその2チームにリベンジを果たす。まずはコパ・デル・レイ決勝ではバルセロナを2-1で下して1つ目のタイトルを獲得。ディ・マリアとベイルがゴールを決めている。

 UEFAチャンピオンズリーグではシャルケ、ドルトムント、バイエルン・ミュンヘンとドイツ勢を倒して決勝に進んだ。リーガで優勝したアトレティコとの決勝戦は、前半にアトレティコが先制する。しかし、セルヒオ・ラモスが起死回生のゴールで後半アディショナルタイムに追いつき、試合は延長戦に。延長後半にベイル、マルセロがゴールを決めて突き放すと、最後はロナウドがPKを決めて試合を決めた。

 アンチェロッティ監督の1年目は、コパ・デル・レイを制し、10度目のCL優勝を果たした。「BBC」と司令塔ディ・マリアの最適なバランスを見つけ、選手たちの個性を最大限に生かすアンチェロッティらしさがあふれたシーズンだった。

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