サッカー史上最高! スペイン伝説の5チーム。2強時代を終わらせたアトレティコ、バルセロナ・レアルの記憶に残るシーズンは…

2021年06月10日(Thu)7時00分配信

シリーズ:00年代を彩った伝説の5チーム
text by 編集部 photo Getty Images
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サッカーの長い歴史の中で、後世に語り継ぐべきチームがある。その後の戦術に大きな影響を与えたチームや、金字塔とも呼べる成績を収めたチーム…。今回は2000年以降を彩ったスペインの5チームを紹介する。

バルセロナ(2010/11シーズン)

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チャンピオンズリーグ決勝・マンチェスター・ユナイテッド戦スターティングメンバー



バルセロナ
2010/11シーズン成績
・リーガ・エスパニョーラ:優勝(勝ち点96/30勝2敗6分)
・コパ・デル・レイ:準優勝
・チャンピオンズリーグ:優勝
・スーペル・コパ:優勝
監督:ペップ・グアルディオラ
スタイル:ポジショナル


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チャンピオンズリーグ決勝・マンチェスター・ユナイテッド戦スターティングメンバー
GK:ヴィクトル・バルデス
DF:ダニエウ・アウベス、ハビエル・マスチェラーノ、ジェラール・ピケ、エリック・アビダル
MF:セルヒオ・ブスケッツ、シャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ
FW:ペドロ、リオネル・メッシ、ダビド・ビジャ

 バルセロナBの指揮官を1年務めたペップ・グアルディオラは、2008年夏にトップチームの監督に就任した。ラ・マシア(バルセロナの下部組織)出身の選手を積極的に登用し、1年目からリーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)、UEFAチャンピオンズリーグの3冠獲得を達成している。

 09年夏に獲得したズラタン・イブラヒモビッチは指揮官とそりが合わず、1年で退団。ヤヤ・トゥーレ、ティエリ・アンリ、ラファエル・マルケスらもチームを去っている。前線にはダビド・ビジャを加え、守備的MFのハビエル・マスチェラーノ、サイドバックのアドリアーノを獲得してスカッドに厚みをもたらした。

 それまでも中央でプレーすることは度々あったが、エースのリオネル・メッシはこのシーズンの途中から偽9番(ファルソ・ヌエベ)でのプレーが定着した。CLでは12ゴールを挙げて得点王に輝き、公式戦53ゴールという驚くべき数字を残している。

 グアルディオラ監督によって抜擢されたセルヒオ・ブスケッツに、アンドレス・イニエスタとシャビ・エルナンデスの中盤3人は不動。この年にリバプールから加入したハビエル・マスチェラーノはブスケッツの控えだったが、膝を負傷したカルレス・プジョルの代役としてセンターバックにコンバートされた。

 リーガでは第2節で初黒星を喫したが、そこからシーズン終盤まで無敗記録は続く。そして、大きな注目を集めたのはシーズン終盤のクアトロ・クラシコ。リーガ第32節、国王杯決勝、CL準決勝2試合がレアルとの顔合わせとなり、4試合が2週間半の間に行われた。

 初戦となるリーガは1-1のドロー。独走状態だったリーガで、優勝を手繰り寄せる勝ち点1だった。続く国王杯決勝ではメッシがペペにマンマークされて封じられ、延長戦の末に0-1で敗れた。しかし、CL準決勝ではアウェイの1stレグに2-0で勝利し、2ndレグも1-1で凌いだ。バルセロナは決勝でマンチェスター・ユナイテッドを破り、2年ぶりの欧州制覇を成し遂げている。

 翌シーズンはリーガ4連覇を逃し、宿敵ジョゼ・モウリーニョ監督のレアルに優勝を譲った。グアルディオラは就任から4年で退任。1年目の08/09シーズンはセンセーショナルだったが、10/11シーズンはグアルディオラが作り上げたチームが最も完成度の高さを見せたシーズンだった。

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