ジンチェンコ、シェフチェンコ
【写真:Getty Images】


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 グループCのウクライナ代表はオーストリア代表、北マケドニア代表、オランダ代表と対戦する。3大会連続3回目の出場となるウクライナを率いるアンドリー・シェフチェンコ監督が送り出すであろう今大会の基本先発メンバーとフォーメーションを予想する。


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 GKにはディナモ・キエフ守護神ヘオリー・ブスチャンが入るだろう。今季はクラブで23試合11失点クリーンシートは13試合と活躍。キエフのリーグ優勝に貢献した。ブスチャンは昨年10月に行われたフランス代表との国際親善試合で代表デビュー。その後もウクライナ代表の公式戦にコンスタントに出場するようになった。ユーロでも守護神としてウクライナのゴールマウスを守ることになるだろう。

 3バックにはディナモ・キエフに所属するイリア・ザバルニーとヴィタリー・ミコレンコの2人とシャフタール・ドネツクのミコラ・マトヴィエンコが入るだろう。ザバルニーは18歳ながら、今季公式戦36試合出場1得点1アシストを記録。キエフのリーグ優勝、さらにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でバルセロナやユベントスと対戦するなど多くの経験を積んだ。代表では昨年10月のフランス戦でデビューを果たし主力に定着した。ミコレンコはクラブで左サイドバックを務めるが、ザバルニーにとってクラブで共にプレーするミコレンコが隣にいることは大きいかもしれない。そしてマトヴィエンコが中央で若い2人をまとめる。同選手もまだ25歳。若さあふれる3バックがウクライナの守備を牽引する。

 中盤の底にはセルゲイ・シドルチュクとオレクサンドル・ジンチェンコだ。シドルチュクはキエフで主将を務め、今季のリーグ優勝に貢献。その相棒にはマンチェスター・シティに所属するジンチェンコ。今季の序盤は怪我の影響で出場機会が少なかったが、後半戦は試合に出場するようになった。クラブでは左サイドバックでプレーする同選手だが、代表では中盤で起用されるだろう。今季のシティの優勝に貢献したMFは間違いなくウクライナの中心選手となるはずだ。

 右サイドにはオレクサンドル・カラバエフが入るだろう。両サイドバック、さらには右サイドハーフでもプレーできる選手で攻撃力が武器だ。左サイドにはエドゥアルド・ソボル。所属するベルギーのクラブ・ブルージュでは左サイドバックを務め、25試合2得点5アシストを記録。セントラルミッドフィルダーや左サイドハーフとしてもプレーでき、ユーティリティー性も魅力的だ。

 トップ下にはアタランタに所属するルスラン・マリノフスキーだ。今季のセリエAで36試合に出場し8得点12アシストを記録。ボールコントロールに優れており、的確なクロスを供給することができる。また、自らもゴールを狙える決定力を備えている。ジンチェンコとともにこの選手の活躍がカギを握ることになりそうだ。

 2トップの一角にはロマン・ヤレムチュクが入るだろう。ベルギーのヘントでプレーする25歳の191cmという恵まれた体格を活かしたヘディングは抜群。ジンチェンコやマリノフスキーなど精度の高いボールを供給できる選手がいるため、クロスが上がると脅威となるはずだ。もう一人はアンドリー・ヤルモレンコだろう。こちらも189cmと長身でフィジカルを活かした迫力のあるドリブルも魅力的だ。このツインタワーはかなりの迫力だろう。

 監督は”ウクライナの矢”と称された同国の英雄アンドリー・シェフチェンコ。現役時代はACミランやチェルシー、ディナモ・キエフでプレー。前回大会のグループリーグ敗退後に辞任したミハイロ・フォメンコ監督の後任として就任。ウクライナはロシアワールドカップの予選で敗退し本大会出場を逃したが、監督として初めて臨むユーロで同国代表を初の決勝トーナメント進出に導くことができるだろうか。

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