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なでしこジャパン、岩渕真奈1G2Aなどでメキシコに5-1の勝利。遠藤純も交代出場から1G1A

text by 編集部 photo by Getty Images

なでしこジャパン
【写真:Getty Images】



【なでしこジャパン 5-1 メキシコ女子 国際親善試合】

 国際親善試合のなでしこジャパン(日本女子代表)対メキシコ女子代表戦が13日に行われ、なでしこジャパンが5-1で勝利を収めた。

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 10日に行われたウクライナ女子代表戦には8-0の大勝を飾ったなでしこジャパン。このメキシコ戦を終えればいよいよ東京五輪に向けた最終メンバー発表を迎えるため、各選手にとっては最後のアピールチャンスとなる。

 序盤から優位に試合を進めるなでしこジャパンだが、なかなかチャンスを得点に繋げることができない。前半7分に田中美南の強烈なシュートが右ポストを叩いたほか、GKの正面を突くシュート、わずかにゴール右に外れた長谷川唯の決定機などいずれもゴールならず。逆にメキシコにゴールを脅かされ、GK池田咲紀子の好守でしのぐ場面もあった。

 だが不安を断ち切る待望の先制点を奪ったのはエースの岩渕真奈。前半35分、林穂之香からのスルーパスを受けた岩渕がドリブルで持ち込むと、対面の相手を鮮やかにかわして右足でゴール右隅へのシュートを流し込んだ。

 1点をリードして前半を折り返したなでしこは、後半もキックオフから30秒あまりで追加点。ロングボールを左サイドで受けた岩渕が突破からクロスを入れ、中央で田中が飛び込み右足ダイレクトで合わせた。

 直後にはメキシコにも反撃を許し、右サイドからのクロスを受けゴール前でフリーになったゴンサレスにゴールを奪われてしまう。だが53分にはFKの素早いリスタートから再び岩渕がエリア左へ抜け出し、マイナスへのラストパスにフリーの籾木結花が合わせて2点差を取り戻した。

 終盤には交代出場の選手たちも五輪メンバー入りに向けてアピール。74分、投入されたばかりの遠藤純がドリブルでエリア左へ侵入して折り返し、同じく出場直後の木下桃香がターンからゴール右隅へのシュートを突き刺した。

 最後は87分、中島依美からの縦パスで抜け出した遠藤が自ら決めて5点目。終わってみれば大量得点でなでしこジャパンが快勝を飾った。

【得点者】
36分 1-0 岩渕真奈(日本)
46分 2-0 田中美南(日本)
49分 2-1 ゴンサレス(メキシコ)
53分 3-1 籾木結花(日本)
74分 4-1 木下桃香(日本)
87分 5-1 遠藤純(日本)

【了】

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