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アーセナルがポルトガルの有望若手DF獲得へ接触開始。イタリア2クラブをリードか

text by 編集部 photo by Getty Images

ヌーノ・タヴァレス
【写真:Getty Images】



 アーセナルは、ベンフィカに所属するU-21ポルトガル代表DFヌーノ・タバレスの獲得に向けて代理人と接触を開始したとみられている。ナポリやラツィオなどとの競合となることが見込まれるようだ。

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 現在21歳のヌーノ・タバレスはベンフィカ下部組織出身の左サイドバック。19歳だった2019/20シーズン開幕戦でポルトガル1部デビューを飾るといきなり1得点2アシストの活躍をみせた。2年目の昨季は公式戦25試合に出場して3アシストを記録している。

 イタリアの有力ジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏が自身の公式ツイッターアカウントで伝えたところによれば、アーセナルはヌーノ・タバレスの代理人と直接の接触を開始したという。ナポリやラツィオも関心を示しているが、本人はプレミアリーグでのプレーを夢見ており、アーセナルとの個人合意に問題はないと予想されている。

 ベンフィカはタバレスとの契約に8800万ユーロ(約116億円)という巨額の契約破棄料を設定しているが、ロマーノ氏によれば実際に移籍金として要求する金額は1500~1700万ユーロ(約19億8000万~22億5000万円)程度だという。一方でポルトガル紙『ア・ボーラ』は、ヌーノ・タバレスが800万ユーロ(約10億6000万円)ほどの移籍金でプレミアリーグのクラブへ移籍間近になったと27日付で報じている。

 アーセナルの左SBとしては、スコットランド代表DFキーラン・ティアニーとの契約延長が先日発表されたばかり。だが競争相手として新たな選手を加えることを望んでいるとみられている。

【了】

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