19位：アトレティコの優勝を支えた男
【写真：Getty Images】
MF：マルコス・ジョレンテ（アトレティコ・マドリード / スペイン代表）
生年月日：1995年1月30日
市場価値：8000万ユーロ（約96億円）
20/21リーグ戦成績：37試合12得点11アシスト
アトレティコ・マドリードのラ・リーガ優勝を支えたマルコス・ジョレンテが19位に入った。同選手はレアル・マドリードの下部組織出身。カスティージャでのプレーが認められたジョレンテはカルロ・アンチェロッティ体制の2014年、プレシーズンマッチでトップチームに帯同した。その後トップチームでの出場はなかったが、翌シーズンのラファエル・ベニテス体制でトップチームデビューを果たした。
しかし、そのシーズンはトップチームでは出場わずか3試合に終わった。そして2016年8月にアラベスへレンタル移籍。公式戦38試合に出場2アシストを記録。コパ・デル・レイ（国王杯）準優勝に貢献した。アラベスでの活躍が認められたジョレンテは翌シーズンにマドリーへ復帰となった。
復帰直後は中々出場機会を与えられなかったが、サンティアゴ・ソラーリ監督の就任とカゼミーロの怪我などでスタメン起用が増えた。だが、ジネディーヌ・ジダン監督の就任と自身の怪我の影響もあり、出場機会が激減。そして、2019年6月にアトレティコ・マドリードに移籍となった。移籍初年度の序盤は中々出場機会を与えられず。それでも後半戦は徐々に出場機会が増えた。
今季のジョレンテは公式戦45試合に出場13得点12アシストを記録。リーグ戦では12得点11アシストの二桁得二桁アシストでアトレティコのリーグ優勝に貢献した。主戦場は中盤の底であるが、サイドハーフやトップでもプレー。さらに、スペイン代表では主に右サイドバックでプレーしている。DF、MF、FWとほぼ全てのポジションでプレーできる最強のユーティリティープレイヤーと言えるだろう。
