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世界最高の値上がり選手は? サッカー選手市場価値上昇ランキング1位~5位。アーセナルで評価急上昇なのは?【2021最新版】

シリーズ:市場価値上昇ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:どこでもプレーできる万能MF

マルコス・ジョレンテ
【写真:Getty Images】


MF:マルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリード / スペイン代表)
生年月日:1995年1月30日(26歳)
市場価値の増加額:6400万ユーロ(約76.8億円 / 400%UP)
市場価値の変動:1600万ユーロ→8000万ユーロ(約96億円)
20/21リーグ戦成績:37試合12得点11アシスト

 マルコス・ジョレンテはアトレティコ・マドリードのラ・リーガ優勝を支えた一人だ。レアル・マドリードの下部組織出身でカルロ・アンチェロッティ体制の2014年のプレシーズンマッチでトップチームに帯同。そのシーズンではトップチームでの出場はなかったが、翌シーズンにトップチームデビューを果たした。

 しかし、そのシーズンはトップチームでは出場わずか3試合に終わった。そして2016年8月にアラベスへレンタル移籍。同クラブで主力として活躍し、公式戦38試合に出場2アシスト。コパ・デル・レイ(国王杯)ではチームの準優勝に貢献した。アラベスでの活躍が認められたジョレンテは翌シーズンにマドリーへ復帰となった。

 復帰直後は中々出場機会を与えられなかったが、サンティアゴ・ソラーリのマドリー監督就任に伴い出場機会が増えた。しかし、その後ジネディーヌ・ジダン監督の就任と自身の怪我の影響もあり出場機会が激減する。2019年6月にアトレティコ・マドリードへ移籍。今でこそ主力として活躍しているジョレンテだが、加入初年度の序盤は中々出場機会を与えられず。それでもそのシーズンの後半戦は徐々に出場機会が増えた。

 今季のジョレンテはリーグ戦では二桁得点二桁アシストでアトレティコのリーグ優勝に貢献した。主戦場は中盤の底であるが、サイドハーフやトップ下、センターフォワード、さらにはサイドバックとしてもプレーすることができる。監督としては非常にありがたい選手だ。

【了】

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