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エバートンがベニテス監督就任を発表。約130年ぶりの歴史的契約に

text by 編集部 photo by Getty Images

ラファエル・ベニテス
【写真:Getty Images】


 イングランド・プレミアリーグのエバートンは30日、トップチームの新監督にラファエル・ベニテス氏の就任が決定したことを発表した。契約期間は3年間となる。

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「エバートンに加わることができて嬉しい。クラブの示してくれた野心と成功への意欲に強い印象を受けた。この素晴らしいクラブの目標達成を助けたいという決意を固めている」とベニテス監督は就任に際してコメントしている。

 スペイン出身のベニテス氏は現在61歳。過去にはバレンシア、リバプール、インテル、チェルシー、ナポリ、レアル・マドリード、ニューカッスルなどの監督を歴任した。

 2019年夏からは中国スーパーリーグ(CSL)の大連プロフェッショナルで指揮を執ったが、今年1月に契約解除が発表されていた。2019年6月にニューカッスルを去って以来2年ぶりのプレミアリーグ復帰となる。

 過去にライバルクラブであるリバプールを率いた経験から、ベニテス監督の就任の噂に対しては一部のエバートンサポーターが激しく反発していることも報じられていた。だがクラブは反対を押し切って契約した形となる。

 英メディアによれば、同じ街のライバルクラブであるエバートンとリバプールの両方で指揮を執る監督は歴史上わずか2人目。19世紀末に両クラブの初代監督となったウィリアム・バークレイ氏以来、実に約130年ぶりだという。

【了】

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