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代表 3年前

【ベルギー代表メンバー ユーロ2020選手名鑑】基本スタメン&招集メンバー全選手紹介。デ・ブライネが骨折、アザール不調でどう変わる?

シリーズ:ユーロ2020選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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エデン・アザール【写真:Getty Images】



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ロメル・ルカク(背番号9)
生年月日:1993年5月13日(28歳)
所属クラブ:インテル(イタリア)
20/21リーグ戦成績:36試合出場/24得点10アシスト
代表通算成績:93試合出場/60得点14アシスト

フィジカルを最大限に活かしたプレーで、ゴールを重ねるストライカーだ。インテルではラウタロ・マルティネスとの連係も深まり、今夏で退任したアントニオ・コンテ監督の指導もあって精神的にも成熟したフットボーラーとなった。味方を活かすプレーにも長けており、個性豊かなアタッカーを揃えるベルギー代表でもその存在は相手の脅威になるに違いない。

エデン・アザール(背番号10)
生年月日:1991年1月7日(30歳)
所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
20/21リーグ戦成績:14試合出場/3得点1アシスト
代表通算成績:107試合出場/32得点33アシスト

チェルシーでも活躍したベルギー代表の背番号10が苦しい時間を過ごしている。2019年夏にレアル・マドリードに加入したが、度重なる怪我に悩まされ、2年間で公式戦わずか5得点。低い重心から繰り出すドリブルと、華麗なボールタッチから生まれる精度の高いシュートは魅力だが、先発から外れる可能性もある。ロシアワールドカップのような輝きを取り戻すことができるだろうか。

ヤニック・カラスコ(背番号11)
生年月日:1993年9月4日(27歳)
所属クラブ:アトレティコ・マドリード(スペイン)
20/21リーグ戦成績:30試合出場/6得点10アシスト
代表通算成績:46試合出場/6得点10アシスト

アトレティコ・マドリードに所属するヤニック・カラスコはサイドのスペシャリストだ。左サイドでのプレーを得意とし、左右両足を駆使してテクニカルなドリブルを見せる。本来は攻撃が得意なウインガーだが、アトレティコではウイングバックとして起用されることも多いが、ベルギー代表では1列前のシャドーでプレーすることが多くなるだろう。

ドリース・メルテンス(背番号14)
生年月日:1987年5月6日(34歳)
所属クラブ:ナポリ(イタリア)
20/21リーグ戦成績:29試合出場/9得点8アシスト
代表通算成績:98試合出場/21得点29アシスト

ドリース・メルテンスは攻撃陣最年長でベルギー代表に名を連ねた。チームの中では最も小柄で、巧みなボールタッチを活かしてゴールに迫る。今季のナポリでは最前線だけでなく、トップ下でもプレー。ヴィクター・オシムヘンの背後でプレーした経験は、ルカクとの共存のヒントになるだろう。

クリスティアン・ベンテケ(背番号20)
生年月日:1990年12月3日(30歳)
所属クラブ:クリスタル・パレス(イングランド)
20/21リーグ戦成績:30試合出場/10得点1アシスト
代表通算成績:39試合出場/16得点5アシスト

クリスティアン・ベンテケはリバプールでは輝けなかったが、プレミアリーグで5度の2ケタ得点を記録している。屈強な身体を活かしたポストプレーや空中戦の競り合いは武器だが、フィニッシュの精度という点ではルカクに劣るかもしれない。EUROではベンチからチャンスをうかがうことになりそうだ。

ナセル・シャドリ(背番号22)
生年月日:1989年8月2日(31歳)
所属クラブ:バシャクシェヒル(トルコ)
20/21リーグ戦成績:18試合出場/3得点3アシスト
代表通算成績:64試合出場/8得点9アシスト

ロシアワールドカップで日本代表から逆転ゴールを奪ったナセル・シャドリは、現在トルコのバシャクシェヒルでプレーしている。独特なリズムから仕掛けるドリブルで攻撃のアクセントを生む。ベルギー代表ではエデン・アザールらとポジションを争うことになりそうだが、日本代表戦のように試合途中から流れを変える活躍も期待できる。

ミシー・バチュアイ(背番号23)
生年月日:1993年10月2日(27歳)
所属クラブ:クリスタル・パレス(イングランド)
20/21リーグ戦成績:18試合出場/2得点2アシスト
代表通算成績:34試合出場/22得点3アシスト

母国の強豪スタンダール・リエージュから20歳のときにフランスのマルセイユ、その2年後にはチェルシーに移籍したミシー・バチュアイ。そのポテンシャルの高さは誰もが認めるところだが、プレミアリーグでは今のところ結果を残せず、期限付き移籍を繰り返している。それでもベルギー代表では34試合22得点と結果を残しており、EUROでも大爆発が期待できる。

レアンドロ・トロサール(背番号24)
生年月日:1994年12月4日(26歳)
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
20/21リーグ戦成績:35試合出場/5得点5アシスト
代表通算成績:7試合出場/2得点0アシスト

ベルギーで実績を積んだレアンドロ・トロサールは、2019年夏にイングランドへと渡った。ブライトンでは2シーズン続けて得点をマーク。トップ下や左サイドを主戦場とし、細かいボールタッチからチャンスを生み出す。体格に恵まれているわけではないが、優れたアジリティとテクニックで相手を翻弄する。

ジェレミー・ドク(背番号25)
生年月日:2002年5月27日(19歳)
所属クラブ:レンヌ(フランス)
20/21リーグ戦成績:30試合出場/2得点3アシスト
代表通算成績:8試合出場/2得点2アシスト

EUROのメンバーに最年少で選出されたのが、フランスのレンヌでプレーするジェレミー・ドク。2002年生まれの19歳で、昨年9月に代表デビューを果たしている。フランス挑戦1年目の今季は2得点だったが、爆発的なスピードとDF陣を切り裂くドリブルは魅力的。高齢化が進むベルギー代表にとっては、次世代の中心を担うことが期待されている。

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