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ブラジル代表、10人でもコパ・アメリカ準決勝へ。試合を決めたのは交代出場直後のゴラッソ【動画付き】

text by 編集部 photo by Getty Images

ルーカス・パケタ
【写真:Getty Images】


 コパ・アメリカ2021(南米選手権)準々決勝のブラジル代表対ペルー代表戦が現地時間2日に行われ、1-0の勝利を収めたブラジルが準決勝進出を果たした。試合を決定づけたのは、MFルーカス・パケタが交代出場からわずか1分後に記録した見事なゴラッソだった。

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 グループステージを順調に無敗で首位通過した地元ブラジルは、もう一方のグループを4位で通過したチリと準々決勝で激突。前半はお互いチャンスを生かせずスコアレスで折り返した。

 ブラジルは後半開始からFWロベルト・フィルミーノに替えてリヨンのMFルーカス・パケタを投入。これが見事に的中し、試合再開から約1分後に均衡を破るゴールが生まれた。

 ペナルティーアーク内で浮き球のパスを受けたパケタはボールを浮かせたまま隣のネイマールに渡すと、ネイマールもボールを地面に落とすことなくヒールでのリターンパスを試みる。これは短くなってしまいチリDFが足を出したが、ゴール方向へ浮いたボールが絶好のラストパスとなってしまい、反応したパケタが難しいバウンドのボールを右足でうまく叩いてゴール右隅へ蹴り込んだ。

 直後にはFWガブリエウ・ジェズスがピッチ中央付近での危険な飛び蹴りで一発レッドカードを受けてしまい、ブラジルは残り約45分間を10人で戦うことに。だが数的不利で1点差を守り抜き、ペルー代表の待つ準決勝へと駒を進めた。

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