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EURO2020 3年前

デンマーク代表、ユーロ2020予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。準決勝イングランド代表戦、エリクセンの穴を埋める21歳とは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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ピエール=エミール・ホイビュルク【写真:Getty Images】



イェンス・ストリガー・ラーセン(背番号17)
生年月日:1991年2月21日(30歳)
所属クラブ:ウディネーゼ(イタリア)
20/21リーグ戦成績:33試合出場/2得点1アシスト
今大会成績:5試合出場/0得点1アシスト

 今大会のグループステージではベンチスタートが続いたが、決勝トーナメントに入ってから2試合連続で先発起用されている。積極果敢な攻め上がりが魅力のウイングバックで、タフにサイドを上下動し続ける。チェコ代表との準々決勝では開始5分に得たコーナーキックを蹴り、トーマス・ディレイニーのヘディング弾をアシスト。準決勝ではラヒーム・スターリングやルーク・ショーとのマッチアップが予想されるだけに、ディフェンス面での貢献も重要になる。

ピエール=エミール・ホイビュルク(背番号23)
生年月日:1995年8月5日(25歳)
所属クラブ:トッテナム(イングランド)
20/21リーグ戦成績:38試合出場/2得点4アシスト
今大会成績:5試合出場/0得点3アシスト

 昨夏移籍したトッテナムで不動の存在となったピエール=エミール・ホイビュルクは、デンマーク代表でも圧倒的な存在感を示している。中盤の底でピンチの芽を摘み、攻撃の組み立てにおいては中心的な存在となっている。連敗で窮地に立たされた第3戦では先制点とダメ押しの4点目をアシストするなど、クリスティアン・エリクセンの穴を埋めている。

トーマス・ディレイニー(背番号8)
生年月日:1991年9月3日(29歳)
所属クラブ:ドルトムント(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:20試合出場/1得点1アシスト
今大会成績:5試合出場/1得点0アシスト

 ドルトムントでは控えに回ることが多いトーマス・ディレイニーだが、デンマーク代表では中盤の要となっている。ファウル覚悟の激しい対人守備で相手の攻撃を封じるプレーが魅力。豊富な運動量で上下動し、クロスボールにも飛び込んでいく積極性も見せており、チェコ代表戦ではコーナーキックからゴールを奪っている。ディレイニーが見せる獅子奮迅の活躍が、デンマーク代表を勝利に導く。

ヨアキム・メーレ(背番号5)
生年月日:1997年5月20日(24歳)
所属クラブ:アタランタ(イタリア)
20/21リーグ戦成績:20試合出場/0得点2アシスト
今大会成績:5試合出場/2得点1アシスト

 半年前まではベルギーのヘンクに所属し、伊東純也と右サイドでコンビを組んでいたヨアキム・メーレ。90分間アップダウンを繰り返す運動量が武器で、今大会の2得点はいずれも試合終盤に決めたものである。チェコ代表戦で記録したアシストは、右足のアウトサイドで器用に蹴ったクロスだった。左サイドを担う右利きのメーレから繰り出される攻撃が、イングランド代表のゴールを脅かす。

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