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いまだ無所属、メッシはどうなる? バルセロナ会長が契約延長の見通し語る

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
【写真:Getty Images】



 バルセロナとの契約が先月末で満了となったFWリオネル・メッシは、その後2週間弱が経過しても“無所属”の状態が続いている。去就問題はどのような形で解決することになるのだろうか。

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 下部組織からバルセロナ一筋のキャリアを送ってきたメッシだが、昨季末までとなっていた契約を延長しないままシーズンを終えた。6月30日付でバルサを退団した形となり、無所属のままアルゼンチン代表としてコパ・アメリカ2021(南米選手権)を戦い続けた。

 大会MVPにも選ばれる活躍でアルゼンチンを優勝に導き、自身にとっても悲願だった代表初タイトルを手に入れたが、クラブでの未来は依然として不透明なまま。バルサの一部選手たちはすでに2021/22シーズンに向けて始動しているが、このまま契約が決まらない状態ならメッシがプレシーズンに合流することもないと見込まれる。

 バルセロナのジョアン・ラポルタ会長はそれでも、メッシとの再契約に向けて楽観的な姿勢を崩さず。契約交渉は「適切に進んでいる」と12日にコメントしている。スペイン紙『マルカ』などが伝えた。

「レオがコパ・アメリカで優勝したことを我々も非常に喜んでいる。サッカー史上最高の選手がタイトルを勝ち取って感極まっている姿を見るのは非常に感動的だった。メッシの家族のためにも、アルゼンチンのためにも、バルサのためにも嬉しく思う」とラポルタ会長は、あくまでバルサの選手としてメッシのコパ・アメリカ優勝を祝福している。

 現状ではバルサはリーガの規定するサラリーキャップを大幅に超過し、人件費を削減しなければメッシとの再契約も新加入選手たちの登録も不可能だとみられている。これから移籍市場が本格化していく中で、バルサ周辺の動きは大いに注目されることになりそうだ。

【了】

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