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東京五輪 3年前

U-24ドイツ代表メンバー 東京五輪選手名鑑。基本スタメン&招集メンバー全選手紹介。国内屈指のFWに日本を愛する男も参戦!

シリーズ:東京五輪選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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ベンヤミン・ヘンリヒス
ドイツ代表の未来を担えるDFベンヤミン・ヘンリヒス【写真:Getty Images】



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ベンヤミン・ヘンリヒス(背番号2)
生年月日:1997年2月23日(24歳)
所属クラブ:RBライプツィヒ
20/21リーグ戦成績:13試合出場/0得点1アシスト

 すでにドイツ代表でも5試合に出場している今大会注目の一人だ。足元の技術に優れ、メインの右サイドバックのみならず、左サイドやセンターバック、そして中盤でも問題なくプレーできるユーティリティー性を兼備。また、簡単には競り負けないフィジカルも自慢と、非常に多くの魅力がある。マンシャフトのこれからを担える器なだけに、東京五輪での期待値は大きい。

ダビド・ラウム(背番号3)
生年月日:1998年4月22日(23歳)
所属クラブ:ホッフェンハイム
20/21リーグ戦成績:34試合出場/1得点15アシスト(グロイター・フュルト)

 昨季グロイター・フュルトでリーグ戦15アシストを記録と大活躍し、今夏ホッフェンハイムへと引き抜かれた勢いのあるレフティー。身長180cmとサイドバックとしては十分なサイズを誇っていて、ダイナミックにボールを運んでは、最後に高質な左足のキックから決定的な場面を作り出すことを可能としている。東京五輪でも、その非凡な攻撃力は火を吹くだろうか。

フェリックス・ウドゥオカイ(背番号4)
生年月日:1997年9月9日(23歳)
所属クラブ:アウクスブルク
20/21リーグ戦成績:29試合出場/1得点0アシスト

 ドイツ国内で着実に評価を高めるDFが、東京五輪出場の切符を掴んだ。身長193cm・体重89kgの体格から繰り出されるパワーはまさに圧巻で、長い足を活かした鋭いタックルも相手にとって脅威に。そして、センターバックと左サイドバックを務める汎用性にも定評がある。ジェローム・ボアテングと比較されることが多い若きCBは、日本の地でも存在感を見せつけるだろうか。

アモス・ピーパー(背番号5)
生年月日:1998年1月17日(23歳)
所属クラブ:ビーレフェルト
20/21リーグ戦成績:30試合出場/1得点1アシスト

 下部組織時代を過ごしたドルトムントでは芽が出なかったものの、2019年に加入したビーレフェルトで確かに評価を高めている。身長192cmと十分すぎるサイズを誇っていて、勇敢なチャレンジでピンチを防げば、攻撃面では対角線のロングフィードでビルドアップをサポート。センターバックとしての総合能力は決して低くない。今夏にはRBライプツィヒが興味との噂も。

ヨルダン・トルナリガ(背番号15)
生年月日:1997年8月7日(23歳)
所属クラブ:ヘルタ・ベルリン
20/21リーグ戦成績:14試合出場/0得点2アシスト

 8歳でヘルタ・ベルリンのアカデミーに入団し、19歳でトップチームに昇格。ここまで順調な成長を見せている。身長191cm・体重80kgと大柄で対人守備には絶対の自信を持っており、身体が柔らかいため足をグッと伸ばしたシュートブロックやボール奪取でも存在感を示す。ちなみに、もともとFWを務めていたが、元ヘルタU-15監督のアンテ・コヴィッチによりセンターバックに転身。

ケベン・シュロッターベック(背番号16)
生年月日:1997年4月28日(24歳)
所属クラブ:フライブルク
20/21リーグ戦成績:24試合出場/0得点0アシスト

 ハンブルガーSV所属のヨシャ・バグノマンが負傷離脱したため、追加招集という形で東京五輪に参加することになった。身長189cm・体重87kgという十分なサイズを誇り、スピード不足は否めないものの、危機察知能力を活かしたカバーリングなどで最終ラインを引き締める。足元のスキルも悪くない。一方でプレッシャー下における判断力にはやや不安があり、向上が求められる。

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